ゼルダBotW風バトルロワイヤル『SPELLBREAK』という可能性の塊のゲーム!

本日は現在αテスト中のバトルロワイヤル1『SPELLBREAK(スペルブレイク)』についてご紹介させていただきます。

日本の家庭用ゲーム機ファンの方にはピンとこないタイトルかもしれませんが、雰囲気がかなり『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に似ているという事で、海外で話題になっている作品です。

対応機種は現状ではPC(Epic Games Store)のみとなっていますが、将来的にはNIntendo Switch及びPS4等の家庭用ゲーム機にも対応していきたいと開発者は言及しています。

2019年5月現在行われているαテストに私も参加していますが、なかなかポテンシャルを感じさせるゲームなので、当ブログでも皆様に一体どんな内容なのかをお伝えしたいと思います。

基本情報機種:PC※
価格:基本無料
メーカー:Proletariat
ジャンル:バトルロワイヤル
プレイ人数:1人
オンライン:専用
流血表現:なし
※将来的にはSwitch/PS4/Xbox Oneへの対応を検討中。
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ゼルダBotWを彷彿させるグラフィックデザイン

本作はトーゥンアニメ調のキャラクターや、荒廃したファンタジックな世界観が『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を彷彿させるという事で、話題になっています。

▼ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

▼スペルブレイク

▼ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

▼スペルブレイク

こうしてスクリーンショットで見てみるとそこまでそっくりそのまま…という事もないですが、実際にプレイをしてみると爆発のエフェクトなども似ていて、全体的にゼルダBotWの雰囲気に確かに通ずるものがあります。

ただ、ゲーム性についてはゼルダBotWのオープンワールドアドベンチャーとは全くかすりもしないバトルロワイヤルなので、パクリではなく影響を受けたのかな?程度に受け止められる印象はありますね。

というか寧ろ、ゼルダBotWの雰囲気が好きな私は、もっとこういったグラフィックのゲームが増えてもいいのに…と思っていたところなので、個人的には歓迎します!

いいぞ!こういうのもっと頂戴!

この次はゼルダBotW風のグラフィックで、モンハン2っぽいゲーム作ってくれる会社とか…いないですかね(笑)

 

魔法を使ったバトルアクション

本作のゲームデザインは、オンラインで集まったプレイヤー達で最後の1人になるまで戦うバトルロワイヤルですが、特徴的なのは「銃ではなく魔法を武器に戦う」という所ですね。

魔法の種類は火球を投げつけたり、毒液をまき散らしたり、地面を殴って地割れで攻撃したり…と様々ですが、全体的にシューティングゲームというよりもかなりアクションゲームに近い印象です。

しかも、面白いことにこのゲームは魔法のかけ合わせ的なことができるんですよね。

魔法を掛け合わせると周囲一帯が炎に包まれるなど、とんでもない状況に。

このゲームでは両手にそれぞれ別の魔法がセットできるのですが、例えば右手の魔法で毒を地面に撒いて、その後に左手で火球を投げつけるとその辺りが炎上するとか…

氷で地面を凍らせて、そこに電撃を放つと、氷を伝って電流が流れるとか…

魔法×魔法を上手く組み合わせる事で戦術の幅が広がるようなゲームになっています。

こういった魔法を使った遊びも、水に電気が流れるなど化学をゲームに取り入れたゼルダBotWを少し彷彿させるものがありますね。

また、銃器を使ったバトロワとの違いとして、展開がスピーディーで敵と戦う距離が近距離遠距離と目まぐるしく変わるという所も特徴的な部分です。

遠距離的だけでなく近距離で投擲するような魔法も多い。

中にはスナイパー的に遠距離で攻撃できる魔法もありれば、攻撃のタメ的な動作があるものや、爆風で広範囲を攻撃できるもの…

色んなタイプの魔法が激しくこのゲームではぶつかり合います。

魔法は攻撃だけでなく、ものすごいスピードで走れる魔法があったり、移動についても魔法が用意されていて、他のバトロワにはないような手段で相手に近づいたり離れたりとヒット&アウェイが熱いですね。

そういった様々な魔法をマップの中で拾いながら取捨選択し、どういう立ち回りをするのかを非常に考えさせられるところがありますね。

バトロワと言うと、高台などで有利な場所を確保して遠方から近づいてくる敵をスナイプするというのが基本のゲームが多いので…

本作の様に積極的に動き回ったり、時には至近距離のバトルを挑むゲームデザインは、結構新鮮な印象を感じさせます。

魔法は攻撃的なものだけでなく、透明になって隙を突いたりと色々あってありますから、色んな魔法をクマく駆使して臨機応変に立ち回れる他のバトロワとはまた違った上手さが求められそうですね。

また、4人くらいで魔法を打ち合っていると、攻撃が誘発しあう様にして画面中に爆破が起こるなどカオスな状態にもなりますので…乱戦に動じない冷静さも必要です(笑)

 

作り込みはまだまだこれから

グラフィックの雰囲気やコンセプト的には現時点でもかなり良さげですが、作り込みに関してはやはりまだまだという印象です。

まぁαテストなのでこの時点で、ゲームバランスがどうとか作り込が甘いとか言ってもしょうがないんですけどね(笑)

あくまで、ゲームの開発の進捗の印象として言うと、今年後半にPC版がリリースされれば早い方なのかなという印象ではあります。

マップの構造も似たり寄ったりな風景ですし、コンセプトや雰囲気だけでなく、多くの人がこのゲームを面白いというレベルまでに高めるにはまだまだ時間がかかりそうです。

しかい、トゥーン調のファンタジックな雰囲気や銃器で撃ち合うのではなく魔法で戦うという特徴は、私たち日本人には親しみやすさもありますし…正式配信されたらかなりの話題作になりそうな予感がしますね!

魔法同士の掛け合わせももっと磨かれれば、戦略的に戦えるかなり楽しいシステムになりそうなので、どんどんゲームを良くしていって欲しいものです。

冒頭でもお話ししたように、本作はSwitchやPS4でも出したいと開発者の方は意欲的に語っていますので、是非Switch含めた家庭用ゲーム機での配信アナウンスがされるのを期待して待ちましょう!


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