こんにちは。
Nintendo Switch 愛好家の管理人にぃどです。
既にユーザーになられている方はご存知かもしれませんが、Nintendo Switchにはタダで遊べるオンラインゲームが沢山あります。
本体だけ買って、インターネットにつなぐだけでお金を払わずゲームを遊べる!
スマホではもはや当たり前になった基本無料のスタイルが、今どんどんSwitchにも流れてきてスタンダードのひとつになってきているんですよね。
しかも、Switchはスマホと違ってコントローラーの付いているゲーム機ですから、それこそ下手な買い切りのゲームにも負けない遊び応えのあるゲームもあります。
そこで、今回の記事はNintendo Switchの基本無料のゲームの中でも、選りすぐりの”無課金でもガッツリ遊べるタイトル”について皆様にご紹介していきたいと思います。
目次
Switchの基本無料について
これから各タイトルのご紹介をする前に、少しだけSwitchの基本無料のゲームに関する基本的なお話をさせて頂きます。
Nintendo Switchには有料サービスのNintendo Switch Online(以下、NSO)というオンラインサービスがあります。
例えば、『スプラトゥーン』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』など買い切りのゲームでオンライン対戦をしたい場合には、お金を払ってNSOに加入する必要があります。
しかし、Switchで配信されている基本無料のゲームに関しては、基本的にソフトメーカー側でオンラインサービスを負担して運営していますので、NSOに加入する必要はありません。
Switch本体を買ってネットに繋げるだけでOKです。
ただし、メーカーも慈善事業でやっているわけではなく、ゲームの中に課金要素を入れて儲けを出せるようにしています。
その内容はただの見た目を変えるだけのスキンの販売だったり、キャラクターをいち早く使えるようにするものだったり様々ですね。
今回の記事でご紹介するものは「課金者が無課金者を一方的に蹂躙する」といった形の、いわゆる課金者でないと楽しめないようなゲームは除いた、比較的良心的な課金要素のものにできるだけ選りすぐってはいます。
ですので、そこまで射幸心への煽りなどに警戒する必要はないと思いますが、”課金要素もある”という事自体は、あらかじめご了承いただければと思います。
アスファルト9
▼公式PV
動画リンク:Asphalt 9: Legends – Launch Trailer – Nintendo Switch
▼概要・解説
個人的に一度は是非プレイして頂きたい基本無料ゲームNo.1がこちら、『Asphalt 9(アスファルト9)』です。
まず何が凄いって、Nintendo SwitchでダントツNo.1と言っても良いほどにグラフィックが綺麗!
元々がスマホアプリとして展開してきたゲームなのでグラフィックがしょぼいのかな?と思いきや、まるでPS4とかPCの世界からやってきたようなリッチな映像と滑らかな動きに驚かされます。
ゲーム性についても非常に単純明快なので、車に詳しくない方でも全然OK!マリオカートがプレイできる人なら全く問題ありません。
とりあえずZRでアクセルを踏み込んで、カーブはZLでドリフト。Yボタンでニトロブースト。使うボタンはこれぐらい。操作が滅茶苦茶簡単なんです。
しかもこのゲームは面白い事に、BMWや三菱など現実にある実車が登場するんですけど、車の動きとかやってることが兎に角ハチャメチャなんですよね。
実車を使ったゲームって普通はリアルな車の挙動とか、サスペンションがどうのこうのとか、どっちかと言うとリアルさを求める方向に行くじゃないですか。『グランツーリスモシリーズ』や『フォルツァシリーズ』みたいに。
このゲームは全然そんなことなくて、自らスピンをして周りの車をぶっ壊したり、ジャンプ台でぶっ飛んだりファンタジーなことを平気でやるっていう(笑)。
爽快感半端ないし、バカゲー入ってて凄い好きだわコレw#アスファルト9 #NintendoSwitch pic.twitter.com/OMqrCDHyzt
— にぃど@任天堂ゲー・モンハン・ユナイト (@switch_for) October 9, 2019
一応スタミナ制(5分で1レース分回復)なので、連続して遊び続けるには課金も必要になってきますが、コツコツ暇つぶしとかちょっとした時間に遊ぶには最高ですね。
ある意味本気で作られたバカゲー。遊んでいて色んな意味で気持ち良くなれる超オススメフリートゥープレイ(基本無料)ゲームです。
▼こんな人にオススメ
・爽快感あるゲームが遊びたい
・リッチで迫力ある映像を楽しみたい
・連続して長時間ゲームを遊ばない
フォートナイト バトルロイヤル
▼公式PV
動画リンク:フォートナイト バトルロイヤル E3 2018 出展映像
▼概要・解説
「オンラインを通じて集った100人で戦い、最後の生き残りを目指せ!」
Switchで最も人気のある基本無料ゲームと言えば、やはりこの『Fortnite(フォートナイト)』でしょう。
Switchに配信されてからキッズ人気もかなり伸びていて、小学校の催しではフォートナイトのダンスをしたりしているという話も耳にします。
なぜにフォートナイトがこれほどまでに受けているのか。いくつかの理由がありますが、例えば、100人中50位程度であれば初心者でも余裕で狙える敷居の低さがひとつですね。
本作は銃で撃ち合う三人称視点のシューティングゲームをベースにしていますが、この手のゲームは本来どちらかと言うと敷居が高いものが多いんですよね。
敵を狙って撃つというだけでも難しいのに、360度どこから来るか分からない敵に警戒をしながら立ち回らなくちゃいけない。
初心者は上級者に一方的に蹂躙される側になってしまいがちで、ゲームに参加している実感を味わえるまでに長い下積みの経験が必要だったりします。
つまり、ゲーム性としては奥深くてかなり面白いものなんですが、楽しめるレベルまでたどり着くのが険しく挫折しやすいジャンルなんですね。
しかし、このバトルロワイヤルの100人がドデカいマップに散らばって戦うルールのお陰で、最初は敵と無理して戦わず、かくれんぼゲーム的に遊びながら徐々に慣れていく事ができます。
敵に狙われないように兎に角コソコソしてるだけでも、スニ―キングゲームを遊んでいる様なドキドキ感が味わえます。
そのうちに徐々に操作やゲームのコツやマップの構造をつかんでいって、段々と敵と戦えるようになって行くという過程が楽しめる。ここに多くの人が魅了されているわけですね。
その他にも本作が受けている理由として、プレイヤーを飽きさせない頻繁なアップデートがあります。
新しい武器が追加されたり、風船を使って空を飛べるようになったりと、飽きさせないようにどんどん新しい要素を追加しています。
今年(2019年)にはクリエイティブモードという、自分で島(MAP)を作るというとんでもないコンテンツも追加しており、その勢いはとどまる気配がありません。
ハッキリ言ってアップデートペースはありえない異常レベルで、ここまで頻繁に拡張されるゲームは他にないでしょう。
開発しているEpic Gamesで働く人から「フォートナイトの運営は終わりのない地獄」と言ったような内部告発が報道されているところからも、いかにそれが常軌を逸脱したレベルなのかが伺えますね(苦笑)
また、基本無料である事に合わせて、PS4・PC・スマホ・Xbox Oneと様々なプラットフォームにも対応しています。
その結果プレイヤー人口も非常に膨大になっていますし、クロスプラットフォームという事で機種を跨いでいてもオンラインで遊べるので、過疎に困る事が全くありません。
オンラインゲームの最大の敵は過疎!その全く心配がないというのは非常に大きいですね。
難点と言うと、上位まで勝ち残ろうとするならば『建築』というシステムを使いこなせる必要があるというところでしょうか。
本作ではモノを壊したり、宝箱から拾える素材を使って壁や床を建築できるのですが、ゲームの終盤からはタワーを建築で作って上から狙い撃ちするというのが正攻法なっています。
これがなかなかテクニカルなところもあって、結局上位を狙えないのでやめてしまうという声も良く耳にします。
ただ、建築によって防護壁を作ったり、高所に登ったりするが他のバトロワにはない面白い&奥深い部分でもあったりするので、一概にダメと言うよりも好みが分かれる要素といった印象がありますね。
▼こんな人におすすめ!
・気ままにマイペースで遊びたい人
・敵に隠れながらドキドキするゲームが好きな人
・フレンドとボイスチャットで喋りながらサバイバルゲームをやりたい人
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パラディンズ
▼公式PV
動画リンク:Paladins for Nintendo Switch – Announcement Trailer
▼概要・解説
「基本無料でチーム戦が楽しめる対戦ゲームってない?」
そんな疑問にお答えするとしたら『Paladins(パラディンズ)』が最適です。
本作は、本格的にチームプレイを楽しめるオンライン対戦ゲームで、特徴は何と言っても他のメンバーと役割分担をして戦うゲーム性にあります。
「5vs5」の比較的少人数同士のチームで戦うことになりますが、プレイヤーはそれぞれロール(役割)を考えてた上で、仲間と協力することが重要になります。
選べるキャラクターは30体を超え、盾役・攻撃役・サポート役・撹乱役など、大きく分けて4つのロールが存在します。
その中でも例えば、同じ盾役でも「守りは滅茶苦茶強いけど攻撃が弱い」「守りはそこそこだけど攻撃は結構強い」と言ったようにキャラクター毎に能力の差別化がされています。
ですので、「私は敵を倒すのが苦手だから回復に専念できるキャラが良い」とか「敵をガンガン倒せるのが良いから攻撃が強いのが良い」と自分に合ったキャラクターを探す楽しさがありますね。
ただし、本作はチーム戦なので、ちゃんと仲間と役割分担・バランスも考えなくてはいけません。
全員が攻撃することばかり捕らわれていると、すぐに前線が崩壊して負けてしまう事も良くあるので、どちらかと言うと「オレがオレが」と言うよりも「皆で協力して勝ちたい」という気持ちのある人の方が上手くいきやすいゲームだったりしますね。
どのキャラクターを選んで、他のプレイヤーとどのように役割分担・協力するか。
勝利を掴むガキはそこにあります。
因みに、このゲームは『オーバーウォッチ』に似ていると昔から言われていて、パクリだと批判されることもしばしばあります。
両者が『チームフォートレス』というゲームから影響を受けたゲームである事や、ほぼ同時期に近いタイミングでリリースされている事を考えると、パクリではないんですけどね。
そして当然ながら、本作にはオーバーウォッチにはない要素が色々あります。
特筆するべきは、キャラクターのカスタマイズ要素ですね。それぞれのキャラクターに個別で用意された強化カードの何を何枚持たせるかで、性能を弄る事ができます。
「もうちょっと弾薬が多い方が良い」とか「守りをもっと固く出来たらいいのにな」なんてことを考えながら、上手くカードの組み合わせを考える楽しさがありますね。
私は『パラディンズ』も『オーバーウォッチ』も両方ともプレイしましたが、どちらも甲乙つけがたいです。
しいて言えば、競技性は『オーバーウォッチ』の方が上ですが、その代わり『パラディンズ』の方がもう少し肩の力を抜いて遊べる印象がありますね。
サービス開始から時間は経っていますが、今でもアップデートでキャラクターの追加など拡張され続けておりますので、興味のある方は是非遊んでみてはいかがでしょうか。
▼こんな人におすすめ!
・仲間と役割分担して協力するのが好きな人
・スポーツ競技のように戦略と腕を磨き競い合いたい人
・シューターは苦手だけどやっぱりやりたい人
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アリーナオブヴァラー
▼公式PV
動画リンク:Arena of Valor Nintendo Switch Edition is Now Free-To-Play!
▼概要・解説
世界で最もプレイヤー人口の多いMOBA!それが『Arena of Valor(アリーナオブヴァラー)』です。
「そもそもMOBAって何なの?」
そんな声も多そうなので、まずMOBAについて簡単に説明しましょう。
MOBAとは、複数人のプレイヤーで協力して相手の陣地を潰す、チーム制の対戦ゲーム。特徴的なのが、バトルの舞台となるフィールドの形状です。
このように、正方形で対角線上に自陣敵陣が分かれています。そして両者をつなぐのが上・中・下と3つの道。(上画像:黄色の矢印)
それぞれ3本の道の途中にはタワーと呼ばれる中継拠点があるので、それをプレイヤー達が破壊しながら、徐々に相手の陣へ追い詰めていく事になります。
しかし、当然相手もこちらと同じように自陣を壊しに来るので「あっちを攻めたら、こっちが攻められていた」というような、攻めと守りがめまぐるしく展開されるゲームなんです。
因みに、本作は『リーグ・オブ・レジェンド』(以下、LoL)という世界的なMOBAをベースに作られています。
『LoL』をより遊びやすくカジュアル化したのが本作といった所ですね。
プレイ時間も普通のMOBAよりも短く…と言っても1試合15~20分はかかりますが、MOBAとしては比較的少ない時間で決着が付くのもSwitchに合っていると思います。
また、MOBAのゲームはバタ臭いデザインのものが多いのですが、本作はキャラクターもイケメン・美女も沢山いて、私達日本人にも馴染みやすいというのが大きなポイントです。
キャラクターの見た目は愛着や感情移入度に直結する部分なので、私達に馴染みやすいデザインというのは嬉しいですね。
キャラ数はそれこそ50を超える人数が用意されておりますが、いずれも個性的なルックスと能力を持っています。
しかしながら、ゲームを始めて最初のうちはほとんどのキャラクターがロックされています。
なので、ゲームをどんどんプレイして地道にゲーム内通貨を集めるか、課金でアンロックしていく事になりますね。
ゲーム画面を見るとかなり地味な感じがするのでパッと見てなかなか面白さが伝わりにくいものですがですが、奥深い戦略性には定評があります。
中国版AOVでは、中毒者が続出して社会問題にもなったという話もあるくらいですから(苦笑)
操作も非常にシンプルなので、是非AOVを機にMOBA始めてみてはいかがでしょうか。
因みにスマホ版はDeNAが『伝説対決』という名前でリリースしています。ゲームとしては同じものですが、名前は明らかにこっちの方がカッコいいですね(笑)
▼こんな人にオススメ
・駆け引き重視の頭脳プレイが好き
・特攻して一人で暴れるのではなくチームで結束して戦うのが好き
・対戦ゲームをやりたいけど操作が難しくて諦めていた人
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ウォーフレーム
▼公式PV
動画リンク:Warframe | Cinematic Intro – TennoCon 2019
▼概要・解説
対戦ゲームじゃなくて、1人で遊びたい!あるいは他の人と共闘してCPUと戦いたい!そんな方には『Warframe(ウォーフレーム)』がオススメです。
本作はミッションクリア型のアクションゲームで、オンラインを介して最大4人で共闘もできますし、一人で気ままに戦う事もできます。
プレイヤーは一人のスペースニンジャとして地球や火星等広大な宇宙を舞台に、敵の掃討や拠点の防衛、敵地への潜入ミッションなど様々な任務をこなしていく事になります。
本作が凄いのは、驚くほどの沢山の要素がごった煮されているゲームと言う点に尽きますね。
ただ単に敵と戦闘するだけでなく、パズルを解いたり、オープンワールド的な広い空間で気ままに探索&アイテム収集をすることも。
もっとユニークなものですと、釣りや作曲の遊びもあったりして、いい意味で節操がないゲームだったりします(笑)
運営も5年以上続いているという事で、色んなミッションが膨大に積み上げられており、これから遊ぶという人はそのコンテンツの量と種類の多さに度肝を抜かれるでしょう。
アクションにおいては、ステージを縦横無尽に飛び回り敵を刀で斬りつける、爽快感が気持ちいいですね。
更には、武器を銃に切り替えれば銃撃戦を楽しむシューティングゲームにもなるという、剣&銃のハイブリッドなところも非常に欲張りです。
ミッションで得た素材を集めて作れる忍者スーツや武器も、個性がしっかりとあって尚且つ数も豊富に用意されているなど、遊びつくせないほどの膨大なやり込み要素があります。
ハマればこれ一本で相当な時間が吸われること間違いないでしょう。
Switchの中でもトップクラスのリアルなフォトリアル映像も楽しめますし、正にオンリーワンと言えるAAA基本無料タイトルですね。
無課金でも滅茶苦茶遊びこめるので「申し訳ないのでお金払います…」という気分にすらさせてくれます(笑)
▼こんな人にオススメ!
・スピード感ある忍者アクションが好き
・ゲームとはじっくり長く付き合いたい
・素材を集めて武器防具をそろえていくのが好き
レルムロイヤル
▼公式PV
動画リンク:Realm Royale – Launch Trailer – Nintendo Switch
▼概要・解説
「あ~あ~これね!フォートナイトでしょ!」「え?これってパクリじゃね?」
そんな声が聞こえてきそうな『Realm Royal(レルムロワイヤル)』ですが、私個人的にバトルロワイヤル系の中では一番好きなゲームだったりします。
見た目も基本的なルールも上でご紹介した『フォートナイト』とそっくり。パクリゲーと言われても否定しづらい本作ですが、これが意外なことに面白く出来てるんですよね。
実際『フォートナイト』と何が違うのかと言うと、同作が守りのバトロワなら、本作は攻めのバトロワといった所でしょうか。
『フォートナイト』をはじめとして、バトロワのゲームでは敵を倒すことによるメリットって、最後の数人になるまで実はそんなにないんですよね。
むしろ発砲音を聞かれて、周りに位置がばれるというリスクもあるので、序盤は兎に角コソコソした方が勝率が上がります。
しかし本作では、敵を倒すことで強い武器やアイテムが作れる『シャード』という石が手に入るおかげで、アグレッシブに敵と戦おうとするプレイヤーが沢山いるんですよね。
もちろんコソコソと立ち回って上位まで生き残る事はできるのですが、強い武器やアイテムを蓄えている方が後半圧倒的有利になるので、自ずと序盤から戦わなくてはいけない!という意識が働くわけです。
また、敵に倒されたら即退場ではなく、チキンになって逃げられるのも良いところです。
チキンの状態で何発も撃たれれば退場になりますが、一定時間逃げ切れば復活できます。
スナイパーに狙い撃ちされても、チキンで逃げて復活!というパターンも良くあります。
このように、ワンチャン復活要素があるお陰で「もし失敗してもなんとかなるだろう」という気持ちが働いて、より敵と戦いやすい心境でゲームをプレイできるようになっていますね。
少し気になるのは、ややマニアックな存在で『フォートナイト』の様に莫大な数のユーザーがプレイしているわけではないという所です。
今は全然大丈夫ですが、今後の運営次第で将来的に人口がどうなるのかなという心配はゼロではありません。
ただ本作は面白いことに、人がいなければBOT(コンピューター)操作の敵が混ざるようになっています。最悪自分と数人しかいなくても残り何十人BOTでゲームは成立することが可能なんです(笑)
対戦ゲームでBOTが混ざるのはなんか嫌!という方もいらっしゃると思いますが、無理に人が集まるまで待たされないのは、ユーザーにとっては一つのメリットだと思いますね。
他にもクラス(職業)があったり、いつでも馬に乗れたり。実際に遊んでみると色んな所で他のバトロワとしっかり差別化されているゲームなので、気になった方は是非遊んでみて下さい。
個人的にこのゲームは「フォートナイトが合わなかったけど、バトロワ自体はやりたい」と言う人に強くオススメしたいですね。
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ドーントレス
▼公式プレイ動画
動画リンク:Dauntless Gameplay – Nintendo Treehouse: Live | E3 2019
▼概要・解説
最後にご紹介する『Dauntless(ドーントレス)』は、ひと言で言うと基本無料版モンスターハンターです。
かつては『ゴッドイーター』や『討鬼伝』といった様々なモンハンフォロワーが日本で生まれましたが、今度はカナダ発のモンハンにそっくりなゲームが登場という事になります。
オンラインで最大4人で集まって巨大なモンスターと共闘するという基本的なコンセプトをはじめとして、武器防具を敵から得た素材で作るなど、あらゆる部分でモンハンからネタを拝借していますね。
そのため、あまりオリジナリティがないゲームにも見えますが、実はプレイをしてみるとモンハンのめんどくさい部分を削り落として遊びやすくするという方向で、しっかり差別化が図られていることが分かります。
例えば、モンハンには『武器の切れ味』というシステムがあって、武器を使っていうるうちにどんどん切れ味が落ちていくんですよね。
切れ味が下がるとどうなるかと言うと、攻撃力が下がるのもそうですが、モンスターに攻撃をしても「ガチィン!」と攻撃が弾かれるようになります。
それを防ぐために、定期的に砥石を使ってシャリシャリと武器を磨くという行為をするわけですが、このシステムは邪魔くさい・要らないと新作が出る度に毎回話題になったりします。
本作では、この切れ味のシステムもそうですが、モンハンの「ココはちょっとめんどくさいよね…」と言われがちな部分を潔く削り落としているお陰で、アクションゲームとしてモンハンよりも遊びやすくなっていますね。
プレイヤーが使える武器も、大剣・双剣・ハンマー・槍などのラインナップを見るに、どれもモンハンからパクった武器ようにも見えますが、実は使ってみるとどれもかなり使い勝手が違います。
例えば、モンハンでは重鈍で移動力の低いハンマーですが、本作ではジェット噴射のギミックが備え付けられていて敵に一気に詰め寄る推進力のある武器に。双剣は、鎖鎌の様に伸ばして遠距離から攻撃もできますし、相手に投げつけたあと鎖を縮めいっきに距離を詰めよるという事ができます。
他にも、モンハンにはない二丁拳銃が用意されていたり、各武器それぞれに強力な技の様なものが備えられたりと、やれることが違うのでプレイ感覚が大きく変わっていますね。
狩りの対象となるモンスター『ベヒーモス』は明らかにモンハンからアイデアをパクっている部分もありますが、同作では見たことがないような動きもしっかり織り交ぜています。
イメージ的には、プレイヤー側の動きもアクティブな分だけ、モンハンよりもモンスターの動きがアグレッシブ&大胆な攻撃をしてくる感じですね。
あと、モンスターに対して個人的に良いなと思ったのは、特殊個体…モンハンで言う『亜種』『希少種』という、特性や行動がアレンジされた色違いモンスター的なものが、しっかり原種のものと差別化されているということですね。
モンハンの場合、亜種は原種の属性違いだったり、ちょっと新しいモーションが追加されていたりとプラスα程度の違いを加えてるわけですけど、本作は別のモンスターと戦っている様な印象を受けます。
このように、一見モンハン丸出しなゲームではあるものの、ふたを開けてみたら色んな所でしっかり差別化されていますので、モンハンが好きな人もプレイしてみる価値はあります。
2019年に正式リリースされたばかりですが、どんどんコンテンツを充実させていってますし、これからが楽しみなゲームでもありますね。
最後に
Nintendo Switchの基本無料で本格的に遊べるゲームのラインナップ、いかがでしたでしょうか。
こうして並べて気付いたのですが、『PUBG』が作ったバトロワを『フォートナイト』が模倣&アレンジしたように、元々買い切りでヒットしたゲームをベースにして、基本無料に合わせて作り直したというようなゲームが殆どなんですよね。
ユーザーとしては「○○と似たゲームが無料で、しかも本格的にちゃんと遊べる」と言うのは嬉しい話ですし、ベースとなった買い切り型のゲームと基本無料のゲームが切磋琢磨してどんどん発展して行って欲しいものです。
因みに、今回ご紹介したゲームはいずれも、アカウントを作ったりの手間なく買い切り型のゲームと同じようにプレイできますので、合いそうなゲームがれば是非気軽にプレイをしてみてはいかがでしょうか。
最後までご一読いただきありがとうございました。
Written by にぃど(@switch_for)