『Paladins』(パラディンズ)初心者の方向けのオススメチャンピオンのご紹介という事で、今回はフロントライン編をお届けします。
ゲームの概要や基本ルールなど別の記事にてご紹介しておりますので、まだ『Paladins』の事が良く分かってないんだけど…という方はまずは以下のリンク先の記事をご一読お願いします。
【Switch版『Paladins』の楽しみ方!シューター初心者の方向けに基本ルールから解説!】
あくまで初心者の方が触れるという事を前提にした内容となっておりますので、本記事を取っ掛かりのヒントにして頂ければ幸いです。
オススメのチャンピオンのご紹介の前にまずはフロントラインというロール(役割)について少し説明させていただきます。
フロントラインは簡単に言うと…
盾役 です。
他のゲームでは「タンク」と呼ばれることが多いロールですね。
前線に立ち実際に盾を展開して味方を守ったり、敵を引き付ける囮役を務める等その役割は地味なようにも思えますが、勝敗のカギはこのフロントラインが握っていると言っても過言ではありません。
フロントラインのいないチームで実際にやってみるとよくわかると思いますが、タフネスなフロントラインがいるいないによってチームの前線の維持力が全く変わってきます。
また、献身的な役回りから「ゲームプレイに華がない」と敬遠してる方もいらっしゃるかもしれませんがそれは間違いです。
フロントラインは司令塔というポジションに近いチームの中心であり、勝つチームには頼れるフロントラインがいてそのフロントラインを中心にチームが機能している確率がかなり高いのです。
そんな重要なポジションを初心者の自分がやっていいのか?迷惑がかからないか?という心配を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが心配ご無用です。
フロントラインはチームに2人いても構いませんし、とりあえずやって貰える分には歓迎されるロールなのでどんどんクイックマッチで練習して行きましょう。
フロントラインのロールのチャンピオンは共通して体力が高めで、盾を持っているものや自己回復できるもの等防衛と生存スキルの高い特徴を備えているものが多いです。
中には攻撃に長けた傾向のチャンピオンもいますが、そのタフネスさを活かして積極的に敵を倒すというよりも味方を守る、敵の注意を惹き付けることが最優先に求められます。
それにあたってフロントラインを扱う上で以下の意識が必ず必要になってきます。
1.数的優位な状況(味方が戦いやすい)状況を作る意識
2.味方を守り前線を維持・コントロールする意識
3.無理して劣勢を打開しようとせず兎に角前線で長生きする
これらの言葉にピンとこないもしくは意味が分からないという方は別の記事(以下リンク先)にて詳細を説明しておりますので是非ご一読下さい。
Switch版『Paladins』(パラディンズ)で脱シューター初心者! 第一回【数的優位と前線を知る編】
そんなのめんどくさくて読んでられないよ!という方は以下の事だけを頭に入れて下さい。
”フロントラインはコントロールやペイロードなどの勝敗を決めるオブジェクトに絡み、味方を守るのが仕事!!決して孤立して動かない!!”
この意識をベースにしてどんどん練習していく事でフロントラインとして求められるものが自然と備わってくるはずです。
今回オススメするフロントラインはゲームに慣れるために適している、もしくはフロントラインというロールを理解するのに適したもの…という観点でチョイスしています。
ですので、必ずしも誰にとっても強いチャンピオンかというとそうではなくあくまで取っ掛かりとしてどれから触ればいいのかという点で参考にして頂ければ幸いです。
『Paladins』の中でも「KHAN」は特に防御力に優れており、味方の防衛や前線の維持に対して優れたチャンピオンの一角です。
体力の高さや回復のアビリティを持っているため敵に倒されにくく、兎に角シンプルに守りに徹する事に向いていますのでフロントラインとして求められる「盾役」というものがどんなものかを学ぶのに最適です。
▼要となるアビリティの使い方とコツ(ボタンはデフォルト)
ZL | Bulwark |
耐久値6,000の盾を前面に展開できる。他のチャンピオンのものと違い時間による消滅がないのが大きなメリット。傷ついた盾は閉まっている間に自動回復するので出しっぱなしにせず、隙を見てマメに閉じる事も重要。 |
R | Battle Shout |
自分だけでなく周囲の味方を回復する上にモーション中は無敵という優れた回復兼回避技。常に共に前線を張っている味方のHPを気にしながらタイミングを見て使用する事が重要。 |
▼使いどころに注意なアビリティ(ボタンはデフォルト)
L | Commander’s Grab |
突進して掴んだ敵を後方に投げ飛ばす技だが、隙が大きくリスクも大きい。1vs1の状況になった場合など周りから攻撃されにくい状況で不意を打つように使ったり、前線復帰の際のダッシュとして使うのが無難。 |
▼全ルール共通の立ち回り
与えられた仕事は兎に角盾で味方を守り、危なくなったら回復…この二つを常に心がけ、攻撃は積極的に参加するのは控え、あくまで余裕がある場合や相手が隙を見せたとき、相手をけん制するくらいに留めておきましょう。
▼TDM(チームデスマッチ)での立ち回り
KHANは攻撃に隙も多く身体が大きいため単独行動はデスへと直結します。必ず誰かと共に行動して盾を展開して味方が安全な状況を作り出してキルを取ってもらいましょう。味方がそばにいないときは一時撤退するのも重要な戦略です。
▼強襲/シージでの立ち回り
これらのルールではコントロールポイント獲得/ペイロードの進行を期待される役回りになります。味方が中央エリアもしくはペイロードに集まっている時は味方を守る意識をもって少しだけ前に出て盾を広げていきましょう。
体力が少なくなってきた場合や盾が割れてしまった場合(割れそうな場合)は少し引いて物陰に一旦隠れるかペイロードの背後に回り敵の攻撃から身を守りつつ、回復と盾のチャージの時間を稼ぎましょう。
耐久性の高い盾を持つだけでなく、敵をけん制するアビリティも備えた撃退力も備えておりフロントラインの中ではかなり扱いやすいチャンピオンです。
「KHAN」がどちらかというと盾と回復を中心とした超守備的なチャンピオンなのに対して、こちらは味方を守りつつ相手を威圧しながら前線をジワジワ上げたり、HPの少ない敵を刈り取ったりとバランスの良さが特徴です。
▼要となるアビリティ(ボタンはデフォルト)
ZL | Shield |
耐久値8,000という本作で最も硬いシールドを前面に展開する。KHANのものとは違って展開時間が10秒という制限があり、一旦閉まったり破壊されると再展開までクールダウンの時間が必要なので開閉の見極めが重要。 |
ZR | Frame Lance |
火炎放射器で敵を薙ぎ払う。射程距離が短いが当たり判定が広く、近づいてきた敵を追い返すけん制として使いやすい。リロードは未使用時に自動で行われる上に早いので使える時は気にせずガンガン使ってもOK。 |
Ⅹ | Immortal |
4秒間自分と周囲いる味方をHP1500以下にしない効果を波及させる。相手の強力なアルティメットアビリティに合わせて使用するとグッジョブ。但し移動速度低下とFrame Lanceしか使えなくなる点には注意。 |
▼全ルール共通の立ち回り
盾役ですので味方を守ることが最優先ではありますが、盾の展開に制限時間(10秒)がある事や一旦閉じるとクールダウンが必要な事から「KHAN」のようにとりあえず盾を構えておけというのはNGです。
敵が現れたのを見て盾を構える→割られる前にじわじわと前線を進め、近づいた敵を火炎放射器で追い払ったり味方が弱らせた敵のフロントラインやサポートを倒して相手の前線を崩す…というような守りを意識した攻撃で前線を維持しましょう。
イメージは敵を倒す役目を担うのはあくまで味方であり深追いせず、Fernandoは味方を守り、前線を維持するために敵を追い払ったり倒すという事です。
▼強襲の立ち回り
中央エリアに自軍が集中しやすいルールの為、相手はアルティメットアビリティで一気にせん滅を狙ってきます。そんな場合に備えてFernandoのアルティメットアビリティは無駄遣いせず温存し、相手のアルティメットアビリティに合わせて発動すると良いでしょう。
状況を打開しよう、中央エリアから追い出そうと必死に我慢して溜めて放ったアルティメットを空振りさせられた相手チームは士気も大きく下がりますので非常に効果的です。
…他のフロントラインのチャンピオンも掲載予定です(近日中に追記予定)
▼関連記事