今回は少し普段のゲームレビューとは指向を変えてNintendo Switchの周辺機器『Nintendo Switch充電スタンド(フリーストップ式)』のレビューをしていきます。
Switch本体には元々テーブルモード用の爪が付いていて自立できるようになっているのですが、角度調整ができないのでテーブルの高さや使う人の身長によってはなかなか画面の角度がしっくり来ない事も多いのではないでしょうか。
実際に公式非公式と色々とSwitchのテーブルモード用のスタンドが発売されておりますので『もうちょっと自分に合った角度にしたいよ!』っていう需要も多そうですよね。
今回の任天堂公式のスタンドはそんなテーブルモードをよく使う人にはかなりオススメなアイテムなので詳しくご紹介したいと思います。
まず最初に本商品の特徴を一通りざっと並べるとこんな感じになります。
1. 公式ライセンス品の為万が一の際も安心
2.コンパクトサイズで持ち運びが楽
3.USB Type-CによるSwitch本体への充電が可能
4.自由にスタンドの傾き角度を変更可能
今まで公式非公式と含め色々なスタンドが出ていますがこれら四つのツボを押さえていて中々完成度の高い商品になっていますね。
ではこれら四つの特徴についてもう少しそれぞれ詳しくお話ししていきたいと思います。
1.公式ライセンス品の為万が一の際も安心
非公式品は本体アップデートによって使用できなくなる可能性があったり、それが理由で故障した際に任天堂の保証を受けられない等リスクがあります。
特に電源が絡むような製品はトラブルの原因にもなりやすい部分ですし、保証がしっかりしているかどうかはかなり重要です。
また、Switch本体のアップデートも公式ライセンス品の対応を考慮して行われていきますので『Switchをアップデートしたら使えなくなった!』みたいな心配もなく安心して使えるというメリットになっていますね。
2.コンパクトサイズで持ち運びが楽
本製品は兎に角サイズが小さくてコンパクトです。
実際に商品が届いたときの画像を載せますが、一緒に届いたテンタクルズAmiiboやソフトのサイズと比べると滅茶苦茶小さくてちょっと驚きましたね。
▲7/13同日発売の製品たちの中で周辺機器の癖に一番小さくて可愛い。
▲本体と比べてもこの大きさ。
こんな感じで中々の可愛らしい大きさですのでちょっとした外出時や家の中で持ち運びするのが非常に楽です。
何なら付けっぱなしで携帯モードとして扱う事もできますしね。
▲スタンドを付けたまま携帯モードで遊んでも邪魔にならない。
TVモードをほとんど使わない人であればもう付けっぱなしにしちゃってもいいんじゃないでしょうか。
ただ、コンパクト故のデメリットとしてやはり安定性においては他のスタンドと比べると劣るのは否めないですね。
ちょっと横から小突くと倒れてしまいそうです。
設置場所も普通に硬い平らな場所に置く場合は全く問題ないのですが、横幅方向の接地面の幅が狭いので柔らかいふかふかのソファの上や野外のガタついた地面での使用には向いていないです。
あくまで屋内でしっかりした平らな場所において使うというのを念頭に使うのが大前提ですね。
3.USB Type-Cによる充電が可能
本製品の側面にUSB Type-C端子が付いていますのでそこに別売りの充電用コードを繋げば充電しながらのプレイが可能になります。
▲側面に端子が付いているのでコードが邪魔にならない
Switchは大体負荷の高いソフトで2時間半くらいしか充電が持たないので、テーブルモードで長くゲームを楽しむ場合充電しながら遊べるのは嬉しいですよね。
4.自由にスタンドの傾き角度を変更可能
本製品のスタンドの爪は一定の角度内であれば自由に爪を広げてスタンドの傾き角度を調整する事が出来ます。
こちらが最も寝ている状態(左)と逆に立っている状態(右)の画像ですが、その間の好きな角度に自由に決められます。
因みに、任天堂公式ライセンス品でこれとは別に充電機能のないスタンドが本体発売と同時期に発売されています。
こちらは3段階で角度調節ができるのですが、小さいお子さんや女性の身長に合わせてフィットしやすいような角度で作られているのか身長180cm近い私のような男が遊ぶには使いづらい角度だったんですよね。
▲決められた3段階の角度は人によってはどれも微妙だったりする…。
身長だけでなくテーブルの高さとかプレイする時の姿勢というのも絡んでくるので下に何か本を置いたりしてかさ上げしたり調整して使っている人も多かったのではないでしょうか。
そういうわずらわしさから解放されるという意味では自由に角度調整できるのはかなり重要でスタンドを評価する大きなポイントでしょう。
ただ、このスタンドは充電スタンドと違って縦置きができるという点でシューティングゲームが好きな人には捨てがたいというのもありますが…。
▲『斑鳩』等Switchのシューティングゲームは縦画面対応ソフトも多い。
横幅の接地面も広めで安定性もこちらの方が上ですし、目的用途によっては充電スタンドよりもこちらの方が良い場面もありそうなのでとりあえず私は両方所有し続ける予定です。
本製品はコンパクトサイズの取り回しの良さやフレキシブルな角度設定等非常に扱いやすいスタンドなので、スタンドがどれか欲しいけど迷っているという人はとりあえずこれを買っておけば問題ないでしょう。
値段と機能のバランスを考えるとコスパも悪くないですし、テーブルモードで遊びたいという人には丁度良い商品でおススメです。
若干安定感が心もとない気もしますが部屋の中で平らな場所で遊ぶには全然問題ありませんしSwitch本体も相当頑丈に作られてますからね。
ほら、こんなに高い所から落ちても大丈夫(笑)
…と冗談はさて置き、人によってはスタンドに求めるものが違ってくるとは思いますので、自分が必要としているものなのかどうか皆様の判断に本記事が参考になれば幸いです。
以上、当ブログの初めての周辺機器レビューでした。