携帯ゲーム機としての完成度の高さが素晴らしい Nintendo Switch Lite の魅力を解説!

皆さんこんにちは。

任天堂&Switchを全力応援する管理人にぃど(@switch_for)です。

Nintendo Switchの携帯特化型バージョン『Nintendo Swtich Lite(ニンテンドースイッチライト)』。

発売日に入手してから毎日、暇さえあればひたすら触り続けています。

いや~Switch Lite、 想像してたよりも実際に触った感触は凄くイイですよ!

本日は、タイトルにありますように、Nintendo Switch Liteがオススメな理由をメインで語っていきますが、実際に使ってみて気になったポイントについても触れていきます。

良いところも悪いところも含めて Nintendo Switchとは一体どんなゲーム機なのか、皆様に少しでもリアルな実情をお伝えできればと思いますので、どうぞ最後までお付き合いください。

Liteは携帯特化型Switch

まず、最初にぶっちゃけさせてください。

私の中で発売前のNintendo Switch Liteは、かなり期待値が低かったです!

お恥ずかしながら、任天堂&Switchを応援するとうたいながらですね、これまで当ブログではLiteに関する記事をほとんど扱ってないっていう…(苦笑)。

ではなぜ、私はLiteに期待していなかったのか?

その理由は明白です。

私はLiteをあくまでノーマルSwitchの ”機能削除バージョン” であると認識していたからです。

この記事を見る前に、Liteのことをググって調べてきたり、情報を集めてきた方なら既にご存知だと思いますが、ネット上には「LiteとノーマルSwitchでどこが違うのか」という情報が沢山転がっています。

そういった情報の多くに大体共通してあげられているのが「LiteはノーマルSwitchと比較して〇〇です。」というカタログスペックの話なんですよね。

🔗公式ホームページ:『どっちのSwitch?』

出典元:公式ホームページ

そう、この画像の様な感じで。

こうやってスペックの比較を見ていくとですね、面白いことに見事に「Liteは○○できません」のオンパレードになっているんですよね。

「LiteはTVに映像を映し出せません」

「Liteにはジョイコンを買い足さないと、プレイできないゲームがあります」

「バッテリーの持続時間は最新のノーマルSwitchの方が長いです」

大きなメリットとしてあるのは「1万円安い!」という事ぐらいでしょうか。

こういった情報を何度も見ていくと人はどんな印象を持つか、想像に容易いですよね。

Liteという存在が「単純に安くするために、機能を削ぎ落した廉価版」として見えてきます。

「う~ん…安さで勝負な感じだな…」

安かろう悪かろう、ではないですが「値段を下げる分機能を削ったのがLite」だと。

この記事を見ている方の中にも、そのような認識を持っている方も多いのではないでしょうか。

これなら1万円高くても、ノーマルのSwitchを買った方が良さそうだと。

こういった印象に加えて、私の場合、既にノーマルSwitchを2台所有していますからね。

充電が長持ちするバージョンを三週間前に買ったばかりっていう(苦笑)。

流石にSwitchを3台持ってても意味ない(笑)。

そういった背景もあって、私はLiteに対してあまり興味を持てなかったのです。

しかしその一方で、こうしてSwitchを応援するブログを運営している立場なりに考える事もあります。

「Liteってどうなの?」って思っている人は、きっと世の中に沢山いるだろうなと。

そう考えだすと「Liteを使ってみなくちゃいけない!」っていう使命感も湧き出てくるわけですよ。

既にSwitchユーザーの方はもちろん、これからSwitchを買おうか迷っている方。

今は買えないけど、いつかはSwitchを買いたいと思っている方。

そして、任天堂のファンの方。

そんな皆さんのお役に立てる記事を書く。

これが当ブログの大事なコンセプトのひとつでもありますからね(キリッ!

Switch Liteを買わずして、何がSwitchを全力応援だ!って話ですし。

そんなブロガーとしての謎の使命感に背中を押されて、3代目のSwitchとしてLiteのグレーを購入しちゃったわけですね、ハイ。

開封の義!

そしてこれが私の3台目となるSwitchのLite君です。

箱の時点で超コンパクトで、中身も本体と充電用のアダプターのみという超シンプルな構成。

この涙ぐましいほどのコストカット(企業努力)してる感じ、嫌いじゃありません。

新しいハードを買った時だけに味わえる、開封の義が一瞬で終わってしまうのはちょっと寂しいですが(笑)。

そして、いよいよLiteに神ゲー『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』をインストールしてプレイしてみます。

するとどうでしょう…。

「んほぁ~めっちゃエエで!」

面白いことに、触ってみるとこれまで抱いていた”機能削除バージョン”というネガティブな印象が、一瞬で無くなったんですよね。

それどころか「今、私がLiteに感じている感情…これは正しく愛だ!」と手のひらをクルクルさせながら叫びたい気分に(笑)。

使えば使うほど「あぁ~このゲーム機好きだわ~!」って自分の中で印象が変化していったのが本当に驚きです。

しかし、なぜ私がこうまでLiteの印象をひっくり返すことになったのか。

その理由はシンプルです。

言うならば、LiteはNintendo Switchの廉価版というよりも”携帯特化バージョン”という事を知ったからなんです。

確かに、Liteは1万円安い分ノーマルSwitchから削られた機能はあります。

しかしですね、単純に携帯ゲーム機としての部分だけで評価をするならどうでしょう。

私はノーマルSwitchよりもLiteの方がはるかに優れていると思います。

TV画面で遊ばない人、おすそ分けプレイに興味がない人。

ジョイコンを振り回して遊ぶのに興味がない人。

そういった方はLiteを買った方が良いと思いますね。

一方で、TVで遊ぶのが好きだし、おすそ分けプレイでも良く遊ぶ。

ノーマルSwitchは手放せない、そんな私みたいな人間でも、最近ではLiteを触る時間の方が圧倒的に増えています。

やっぱり寝る前にとか空いた時間に手軽なLiteで遊ぶのって良いんですよね。

ゲームの進行が物凄く捗ります。

既にノーマルSwitchを持っている人でも、2台目にLiteを買うのは全然アリでしょう!

積みゲーが多い人なんかはLiteを買って、もっと手軽にゲームを遊べる環境を作るのは良いと思います。

ただ、こうやってオススメしても、聡明な皆さんの中には「怪しいなぁ~任天堂信者がヨイショして買わせようとしてるんじゃねぇの?」って思う方もいらしゃると思います(笑)。

ですので、より具体的にLiteのどこが携帯特化として優れているのかを皆さんに説明するために、今から3つのポイントをご紹介していきます。

Point.1 軽いは正義!

LiteはノーマルSwitchと比べて100g程軽くなっています。

ノーマルSwitch = 398g
Switch Lite = 275g

このような数字を見ても、正直ピンとこない方も多いと思います。

しかし、実際に触ってみるとその差は歴然。

大げさに聞こえるかもしれませんが、両方を手に持って比較してみると体感的にLiteはノーマルSwitchの半分くらいの重さに感じます

「ウソ…め、めっちゃ…か、軽いっ!」

「またまた~そんな大げさなこと言って~」と思う方は、ペットボトルに水なりお茶を入れて試してみて下さい。

この画像のように500mlのペットボトルを2本用意して、目分量で良いので適当に液体を注ぎます。

1mlは1gですからね。

この二つを手に持って比較してみると良く分かります。

手元に一本のペットボトルしかないのであれば、100mlくらい飲んでみてどれだけ軽くなるか実感してみるのもいいかもしれません。

100ml(100g)軽くなるだけでも全然違います。

私の印象では、ノーマルSwitchは携帯ゲーム機としてギリギリな重さなんですよね。

携帯機としてはズッシリしすぎてる気もします。

実際、布団に寝転がって遊んでいるとすぐに手が疲れてきたりもしますしね。

携帯機として運用はできるけど、ちょっと億劫に思う部分も無きにしも非ずといったところでしょうか。

なので、結果的にTVモードやテーブルモードで遊ぶのが殆どになってしまい、私自身は携帯モードで遊ぶ頻度があまり多くなかったと思います。

それと比べるとLiteは携帯ゲーム機としてはもう十分な軽さですよ。

それもそのはず、NEW 2DSLL/3DSLLと重さが大体一緒くらいですからね。

布団の上で横に寝転がってプレイしていても疲れは殆どありません。

ノーマル Switchは外に持っていくにしても旅館・ホテルとか友人宅で遊ぶために持っていくという、どちらかというと”移動先で遊ぶ”という使い方になりがちでした。

しかし、Liteの登場によって電車の中や人を待っている車の中といったような、”移動中の合間に遊ぶ”という方も増えてくると思いますね。

Point.2 持ちやすさは正義!

まず、下の画像を見て頂きたいのですが、LiteとノーマルSwtichでは縦横の長さが大きく異なります。

上にLiteを乗っけて横から見ると…

親子亀みたい!

縦幅もLiteはノーマルSwitchに比べて、かなり小さくなっていますね。

このサイズ差を見て私の頭に思い浮かんだのは、昔からよく言われている「大は小を兼ねる」という言葉です。

大きいものは小さいものの役目を果たすことができる。

どうせ買うなら、大きな画面で遊べるノーマルSwitchの方が良いでしょって。

しかし、実際に使ってみてはっきりと分かりました。

実は、LiteとノーマルSwitchの間には「大は小を兼ねる」という関係が成り立たないということが。

それを今から皆さんにご理解いただけるように、画像を交えて説明させていただきます。

では、こちらの画像をご覧ください。

注目のポイントは赤丸で囲った小指です。

これはLiteの本体を握っている画像なんですが、小指で本体の下側を支えることができるんですよね。

そしてそのまま、手の中に本体を上から下までガバッと握り込むような感じで、持つことができます。

包み込むように持てるお陰で軽い握りでも十分安定しています。

持ち上げても落としにくい。

一方でノーマルSwitchの場合はどんな感じになるのかを見てみましょう。

Liteでは小指でカバーしていたのが、ノーマルSwitchでは縦幅が長いので指でカバーできません。

下の方はガバガバに開いています。

なので、ノーマルSwitchを持ち上げるときは、手のひら全体で落とさないように持つ必要があるんですよね。

指の摩擦もありますので、手の中からツルっと滑り落ちるという事はあまり無いとは思います。

ただ、全体を握り込めるのと、そうでないのでは持ちやすさがかなり変わってきますよね。

手の小さい女性の方だったり、お子さんには特に。

実際に、周囲の女性&キッズに触ってもらってみたところ、Liteのほうが圧倒的に持ちやすくて遊びやすいという意見で完全一致しました。

先ほど重さの理由でノーマルSwitchの携帯モードが疲れやすいとお話ししましたが、持ちやすさも疲れに関わってくる大事な要素です。

こういった所からも、携帯ゲーム機という観点で評価をするときに「大きければ良い」というわけではないという事がお分かりいただけるかと思います。

Point.3 十字ボタンは正義!

最後にご紹介するのが、十字ボタン(十字キー)についてです。

この画像を見て頂くと分かりますが、左アナログスティックの下にはそれぞれ別のボタンが付いています。

ノーマルSwitchには、分離した方向ボタンが。

Liteには、十字ボタンが付いています。

「アナログスティックをグリグリして遊ぶアクションゲームしかやらないよ。」

「乙女ゲームのように選択肢を選ぶゲームしかやらないわ。」

そんな方には正直どっちでも良い話かもしれません。

メニューなどで上下カーソルを動かす程度の操作に関して言えば、正直どちらでも特に過不足ないですからね。

ですが、2Dのアクションゲーム等をプレイするような人にとっては、これは非常に大きなポイントになります。

2Dのゲームはアナログスティックよりも十字ボタンの方が、圧倒的に操作がしやすいですからね。

Switchでは既に『スーパーマリオメーカー2』やインディーズの質の高い横スクロールアクションゲームが豊富に揃っています。

『ファミコン』や『スーパーファミコン』のゲームなど、レトロゲームもどんどん復刻されています。

そんなこんなで、Switchには十字ボタンで操作したくなるゲームが沢山あるわけでして。

やっぱり十字ボタンが付いているという事は、とても大きなポイントになるわけですね。

因みに…少し余談ですが…

Liteの十字ボタンは斜め入力が入りにくいようになっています。

なので、格闘ゲームなど斜め入力を頻繁に使うゲームをliteでプレイすると、ちょっと最初はやりにくいなと感じますね。

しかし、なぜLiteの十字ボタンは、斜め入力しづらくなっているのでしょうか?

私思うに、恐らくですが…先に発売されているSwitchのProコントローラーの十字ボタンが批判されたことがひとつの理由ではないでしょうか。

Proコントローラーの十字ボタンは、Liteのものと違って斜め入力が入りやすくなっているんですよね。

なので、キャラクターの斜め移動とかはかなりしやすいのですが、その副作用として「上を押したつもりが右に動いた」みたいな誤操作も起きやすいのです。

私もProコンを使っていますが、操作が誤爆しやすいので任天堂に一度調整してもらっています。

ネットで検索すると「Proコンの十字キーは誤操作が起きる」みたいな意見がいっぱい出てきますので、私以外にも同じような不満を持っている事が分かります。

そんな事もあって、Liteでは斜め入力されにくい仕様に設計した、という事なのかなと。

真横真上が誤爆しやすいが斜め入力しやすいのProコンのが良いのか、真横真上の誤爆が殆ど起きないけれど斜め入力がしずらいLiteのが良いのか。

どちらが良いのかは、遊んでいる人の価値観やその人がゲームにもよると思いますので、一概にどっちが正解とは言えないですけども。

とりあえず購入を検討されている方は、一応この事を知っておいた方が良い事と思いますね。

使ってみないと分からない長所短所

さて、ここまでは「いかにNintendo Switch Lite が携帯ゲーム機として素晴らしいか」という事をお話しさせて頂きましたが、ここからは違います。

Liteの長所でもあり、短所でもある部分。

あるいはLiteを2台目に買うのを考えている人に「こんな仕様になってますけど、本当に良いですか?」と促すような内容となっています。

まぁ、言ってしまえば任天堂さんが表立って言いづらい部分ですね(笑)。

その辺りをですね、ユーザーの観点でズバッとお話していきたいと思います。

画面が小さいという事に長短あり

「画面ってさぁ~やっぱり大きい方が映像も細かい所まで見えて良いよねぇ。」

そんな風に思っている貴方、ちょっとお待ちください。

実は、画面が大きければ必ずしも良いというわけではないんです。

それを今から解説していきます。

液晶画面に映し出される映像というのは、一つ一つのドット細かいによって描かれています。

下のイメージ画像を見て頂くと、四角い色分けされたブロック(ドット)の集合体になっているのが分かると思います。

LiteとノーマルSwitchの液晶はこのドットを最大で、横:1280個、縦:720個、という細かさで表示できます。

これだけを聞くと、LiteとノーマルSwitchの液晶画面で見る映像の綺麗さは同じの様に思えますが、実は違うんですよね。

なぜかというと、LiteとノーマルSwitchは画面の大きさが違うからです。

Switch Lite = 5.5インチ(約14センチ)
Normal Switch = 6.2インチ(約15.7センチ)

このインチサイズだけ見てもなんのこっちゃ、という感じなので、液晶にサイズ寸法を入れた図を見てみましょう。

実際にこうして比べてみて見ると、両者で液晶サイズが結構違うのが分かりますね。

これによってどんな事が起きているかというと、

”Liteのドットの一個一個のサイズが、ノーマルSwitchのよりも小さく表示されている”

という事なんです。

極端に表現すると下の画像の様な感じですね。

同じ「N」という文字を表示させたとき、あくまでマス目(ドット)の数は一緒です。

けれども、画面のサイズの分だけLiteのドットのサイズも小さくなっています。

そして、この画像を見て既にお気づきになっている方もいるかもしれません。

ドットのサイズが小さい方がカクカクした粗さが目立たないんですよね。

なので、ノーマルSwitchの液晶でちょっと粗が目立つゲームでも、Liteだと少し粗さが隠されて奇麗に見えてしまうという事も起きてしまうわけです。

ただ、デメリットもあるのでそこは注意していただきたいです。

上のNの文字もそうですが、画面サイズが小さくなると当然文字も小さくなります。

任天堂が作っているゲームはLiteでも全く問題なく文字が読めるように作られていますので、正直文字サイズをほとんど気にすることはないでしょう。

しかし、問題は一部の洋ゲーですね。

洋ゲーにはPCやPS4の様にモニター・テレビでしか遊ばない環境を想定して作っているようなゲームが、結構多いんですよね。

そういうもの中には、ノーマルSwitchの液晶サイズでも読むのにしんどいものがあります。

カード&ローグライクRPG「Slai the Spire」。非常に評価の高いゲームだが、文字が小さい。

こんな感じで、思わず某CMのように「文字が小さくて見えないッ!」って叫びたくなりますね(笑)。

一応Switchには拡大して画面をアップするモードがあるので、何とかならないこともないです。

まぁでも、文字をその都度アップで見るってのは、凄くめんどくさいですよね(苦笑)。

なので、数字やテキストが細かくゴチャゴチャと並ぶような海外メーカーが作っているゲームなどが好きな人は、ご注意下さい。

HD振動なしは寂しい

これは人によって意見が分かれるのかもしれませんが、HD振動がLiteにはないのは寂しいですね。

HD振動というのは、簡単に言うと繊細な振動機能(バイブレーション)です。

コインを取るときにプルンっ!って感じとか、エンジンがブルブルしてる感じとか、そういった細かい振動の表現ができるSwitchならではの機能になります。

対応ソフトで言うと『マリオオデッセイ』とか『マリオカート8デラックス』とか色々あります。

Liteではジョイコンを買い足さないと遊べない比対応ソフトですが、とりわけ『スーパーマリオパーティ』のHD振動は最高ですね。

箱を振って、感触で箱の中にボールが入っているのが多いものを当てるとか。

今までの家庭用ゲーム機ではできなかったような遊びが詰まっています。

こういった変なテクノロジーの使い方をした遊びって私は大好きなのです。

なので、それがオミットされてしまっているのはとても残念ですね。

HD振動を上手く使ってるゲームをLiteで遊んぶと、なんだか青のりの無い焼きそばみたいな感じがします(笑)。

まぁ、でもLiteは携帯専用機。

画面ごと振動されてもそれはそれで厄介だから、振動を外すのは仕方ないのかな…。

2台目として買う上での注意点その1

Switchは1台目で遊んでいるユーザーのアカウントを、2台目にコピーするような形でそのまま持っていく事が可能です。

そして、ノーマルSwitchで遊んでいたゲームを途中からLiteで再開して遊ぶといったような、セーブデータの共有することもできます。

方法は、下のイメージ画像のように、インターネットに接続してセーブデータをコピーする事になりますね。

これを行うために必要なのが『Nintendo Switch Online』(以下、NSO)という1か月300円、一年2400円の有料サービス。

NSOのクラウドを使って、このようにセーブデータを自由に複数のハードに書き込める仕組みになっているんですね。

因みに、クラウドへのセーブデータのアップロードはスリープ中に自動で行われますし、手動でアップロードも可能です。

一方で、ダウンロードの方は自分で手動で行うことになります。

それぞれにかかる時間としては、回線が遅くなければ1分もかからないくらいのスピードで終わります。

そこまで煩わしい感じはなく結構便利ですね!

頻繁にノーマルSwitchとLiteを使い分ける、という方は少し手間を感じる部分かもしれませんが。

それよりも厄介なのは「クラウドセーブに対応していないソフト」があるという事です。

『スプラトゥーン2』や『デモンエクスマキナ』など、オンライン対戦に対応したゲームにはクラウドに対応していないものがチラホラあります。

なので、事前に『マイニンテンドーストア』か『Nintendo eShop』で、対応しているかどうかを見ておくと良いと思います。

この画像の様に『セーブデータお預かり』と書かれている項目に非対応と記載されていたら、そのセーブデータは2台目のSwitchにコピーできません。

それでも他のSwitchにセーブデータを移したいという場合は、アカウントごとまるっとお引っ越しですね。

お引っ越しはデータの容量と回線スピード次第なところもありますが、私は1時間くらいかかった記憶があります。

要は、セーブデータを2台で共有したいならNSOの加入は必須という事と、中にはクラウドに対応していないゲームがある、ということですね。

2台目として買う上での注意点その2

2台使いでセーブデータよりも厄介なのが、ダウンロードソフトの扱いです。

(パッケージで買ったソフトに関しては関係ない話なので無視をしてください。)

Switchには『いつもあそぶ本体』という設定があります。

これは何かというと、2台以上所有している場合「このアカウントでメインで使っているSwitchはコレですよ~」と任天堂に申告しなくちゃいけないんですよね。

方法は『Nintendo eShop』を開いて、『いつもあそぶ本体』の項目に登録ボタンを押すだけ。

では、『いつも使う本体』と『そうでない本体』の違いは何なのか、見ていきましょう。

▼『いつもあそぶ本体』

購入したアカウントはもちろんそれ以外のアカウントでも、ダウンロードソフトのプレイが可能。

例:お父さんのアカウントでスマブラをダウンロード購入。お父さんが『いつもあそぶ本体』に設定しているSwitchなら、お母さんのアカウントでもスマブラを遊ぶことができる。

▼『そうでない本体』

購入したアカウントでのみ、ダウンロードソフトをプレイ可能。

更には、オンラインにつなげて他の本体でそのゲームを起動していないか、チェックを受けることが必要です。

例:お父さんのアカウントでスマブラをダウンロード購入した場合、『そうでない本体』でもお父さんのアカウントなら遊べる(オンラインに繋げて認証が必要)。しかし、お母さんのアカウントで『そうでない本体』でお父さんが買ったスマブラは遊べない。

う~んややこしいですね(苦笑)。

eShopにつないで『いつもあそぶ本体』を切り替えれば、2台目のSwitchで家族みんなで共有する事は可能です。

当然そうなると1台目は『そうでない本体』になってしまいますが。

ですので、ノーマルSwitchとLiteの2台同時で遊ぼうと思ったら、上の画像で言うお父さんだけでなく、お母さんも自分のアカウントでもう1本ダウンロード購入する必要があるという事になりますね。

 

まとめ

最後に、Liteの何が素晴らしいか、どういう所を気にして買うべきか、本日お話しした内容をまとめていきます。

1.LiteはノーマルSwitchの携帯特化バージョンであり、ただの機能削除版ではない!

2.携帯ハードとして扱いやすい重さとサイズは素晴らしい!

3.Switchは十字ボタンを使いたくなるゲームが多いから、嬉しい!

4.液晶が小さめなので映像は綺麗だけど、字の小さいゲームは気を付けて!

5.2台目を考えている場合は、セーブデータやダウンロードソフトの共有のルールを理解して買った方がいい!

以上です!

当記事や他の人の意見を聞いてもノーマルかLiteどちらにしていいのかわからない、という場合は無難にノーマルのSwitchがオススメです。

機能は全部そろっていますし、自室やリビングに自由に使えるテレビがないという方以外は、やっぱりノーマルをまずはご購入された方が、後悔しないと思いますね。

一方で、携帯機としてしかゲームを遊ばない、他の人と一緒にコントローラーをおすそ分けして遊ばないという方はSwitch Liteが良いと思います。

あと2台目のSwitchを買う方も。

何度も言いますが、LiteはSwitchの廉価版ではなく、携帯特化板なのでまた違った魅力が詰まっていますから。

コンパクトなインディーズとの相性はもちろんですが、こんな小さいゲーム機で大作ゲームを遊べることに、良い時代になったな~!と感じさせられます。

因みに、Liteの人気カラーはこのターコイズみたいですね。

う~ん、とってもポップでオシャレなカラー!

現物を友人に見せてもらいましたけど、こっちにしておけばよかったなって今ちょっぴり後悔してします(苦笑)

グレーも地味ですが、渋くていいんですけどね!

というわけで、長文に渡るLiteの紹介記事にお付き合いいただきありがとうございました。

当ブログではこのように、任天堂&Switchに関する様々な情報を投稿しています。

他にもゲームのレビュー記事やお役立ち記事を掲載しておりますので、良かったら覗いていってください。

Written by にぃど(@switch_for)

 

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