古今東西のゲーム人気キャラが集結した『大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル』は対戦ゲームとしてとても人気ですが、実は対戦以外の楽しみ方もできてしまうゲームでもあります。
先日のVer 3.0のアップデートでは『ステージづくり』が追加されたり、ネットで動画やデータを共有できるようになるなど…対戦ゲームの部分以外でもアップデートで強化されましたが、
本日の記事ではそういった機能を使っていかに「スマブラSPがクリエイティブに遊べるゲームなのか」という魅力について語っていきます。
価格:7,776円
メーカー:任天堂
ジャンル:アクション
プレイ人数:1~8人
オンライン:あり
暴力表現:なし
スクショづくりが楽しい!
本作では対戦中に画面を停止したり、リプレイを見ながら好きなところでスクリーンショットを撮る機能が備わっていています。
画面をズームしたりカメラを回すこともできますし、フレームやフィルターなどの装飾や雰囲気変えをすることで面白画像や壁紙になりそうなカッコイイ画像も作成できるのです。
▼参考例
また、Switchの本体機能にあるSNSへの投稿機能を使えば、世界中の人にスクリーンショットを公開することができます。
スマブラ公式ではこの機能を使って「スマブラ画道場」というコンテストを行っており、お題に沿った内容の中でTwitterに沢山のスクショが投稿されています。
その中でこれは素晴らしい!と公式側で審査したものを、公式サイトやSwitch本体のニュースで表彰作品として発表するわけですが…
そこにはなんと桜井ディレクターご本人のひとくちコメントも添えらえます!
「スマブラ画」の表彰者の方の作品だけでなくSNSで#スマブラ画を見ていると「アイデアに驚かされますね。
実際に自分でこういったスクショを作っていると「これは作るの大変そうだ…」なんて作り手の拘りや苦労が透けて見えるのも面白い所だったりします。
この愛くるしいぷりぷりボディッッッ!
抱きしめずにはいられないッッッ!!
#スマブラ画 #大好き #スマブラSP #SmashBrosSP #NintendoSwitch pic.twitter.com/PH4p7oPIrR— ラリアット/rariatoo (@rariatoo) March 14, 2019
↑ こちらは第2回の最優秀者の方の作品ですが、ピーチのハートが出る技を後ろで重ねる事でプリンに抱き着いているガオガエンのLOVEな感情を表現しています。
(さりげなくピーチのスカートが見えてますね)
いや~こんな感じでゲームの中にある素材を上手く使っていかに面白い画を撮るか…
というのをやりだすと本当に延々と遊べてしまうんですよ!
何でもかんでも自由にできないからこそ感じる、工夫する楽しさというものがありますから。
また、Twitterで投稿をしているとそれを見てフォワーになってくださる方もいらっしゃいます。
スマブラや参戦しているゲーム作品が好きな人と繋がるきっかけにもなるという点でも素晴らしい機能です。
Miiファイターづくりが楽しい!
Miiはオワコンではなかった!
Wiiの『Wiiスポーツ』やDSの『トモダチコレクション』など、かつてMiiを使ったゲームが任天堂から沢山発売されたものです。
用意されたアバターのパーツを作って有名人を再現したり、友達のMiiを作って一緒にゲームしたり…当時を振り返ると懐かしい思い出が蘇ります。
そんな一時代を気付いたMiiも今となっては一部マリオカートやプレイヤーのアイコンとして使われるくらいに廃れてしまった感がハンパナイわけですが…
しかし!スマブラに関しては「Miiファイター」という存在のお陰でMiiのアバターづくりの文化はしっかりと残っています!
Miiファイターはコスチュームを装備できるので、顔だけでなく服装を含めたアレンジができるというのが良いんですよね。
参戦できなかったキャラクターのコスチュームが収録されているので、それを再現して見るのも良し、全く関係ないゲームやアニメのキャラクター等を作って楽しむことができます。
これらはインターネットを通じて共有ができ、他の人が作成したMiiファイターをダウンロードしたり、いいね!で評価をすることも可能です。
Mii作り職人の腕が鳴りますね!
ステージ作成もできる!
Ver 3.0 のアップデートにて追加された機能で、実際にオフラインで対戦できるステージを作成することができます。
液晶画面をなぞって足場を描いたり、その足場を動かしたり、樽大砲などのギミックを配置するなどができるためアイデア次第で面白いステージが作成できます。
過去作でもこういったステージ作成は可能でしたが、本作ではより自由度が増していていますね。
もちろんオンラインによる共有も可能です!
私個人的に投稿されている好きなのは映画『トランスフォーマー』に出て来るオプティマス・コンボイを再現したステージで…
ちゃんとトラックから人型に変形するギミックが組み込まれていてビックリしました(笑)
投稿されているステージはこのオプティマスのように何かを再現したものが多めではありますが、中にはバスケットの様に相手を特定の場所に吹っ飛ばせば勝ち…なんていうスマブラの遊びのバリエーションとして楽しめるものも存在しています。
今後アップデートでギミックやアイテムなどが追加されていくことで、そういったより面白さを目的としたステージの投稿も増えていくのではないかなと期待したいですね!
ガッツリ動画編集できる!
本作では発売当初よりゲームのリプレイを保存して、その一部を切り出して動画にすることができましたが、先日のVer3.0のアップデートによって動画機能が強化されました。
複数の動画を繋ぎ合わせたり、テキストを付け加えるなどの編集もそうですが、ネットにもアップできるなどスマブラ1本で動画編集の遊びをしっかり楽しむことができます。
様々なシチュエーションを実際にプレイデータで作成した後、どの場面を切り出すのかやカメラアングルなど考えるべき部分は沢山あります。
ここに自作のステージやMii等を加えて動画を作り出すとなるとあっという間に時間が無くなってしまいそうですね(笑)
最後に
スマブラは対戦ゲームとしてとても奥が深く、そして楽しいゲームですが、本作においてはクリエイトの部分がかなり強化されており、好きなキャラクターの写真や動画を撮影したりしてSNS投稿するといったような遊び方だけでも十分に楽しめます。
ただでさえゲームのボリュームがとんでもない事になっているのに、追加アップデートでこういったクリエイト機能も拡張されていくという事で良い意味で「どうかしているゲーム」を通り越してしまっていますので(笑)、是非ご興味ある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
個人的には対戦ゲームとしてとても楽しいのでゲームプレイも楽しんで頂きたいですが、古今東西のゲームキャラクターを使ったクリエイトができるのはスマブラSPだけ!という所もプッシュしたくなりますね!