スマブラSPの超基礎講座 第3回”小ジャンプを感覚だけでなく理屈で覚えよう!”

Nintendo Switch『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』の基礎中の基礎をどうやって身に着けるか?をテーマにした記事の第3弾をお届けします。

前回までは主に暴れがちなスティック周りの操作に関する超基礎をどう身に着けるかというお話をさせて頂きましたが、今回は特にスマブラを始めてつまずき易い『小ジャンプ』についてお話していきたいと思います。

基本的なコンセプトはこれまでと同様に「ゲーム内にあるヘルプやWiki等で基礎テクニックを理解してみても、実際にゲームでは説明の通りに操作できない!」というようにとっかかりで困っている方に向けての基礎解説や練習方法の紹介をメインにして進めていきますので、よろしくお願いします。

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避けて通れない小ジャンプ習得への道

スマブラには大きく分けて二つのジャンプがあります。

ジャンプボタンを普通に押して高く飛ぶ『ジャンプ』と…

今回のテーマである、ジャンプボタンを軽く押して低く飛ぶ『小ジャンプ』です。

この小ジャンプは特に対戦で勝つためには重要な基礎とも言われておりますが、小ジャンプが出来ると立ち回りの自由度が大きく増してゲームがかなり面白くなりますので、是非とも習得したいテクニックの一つです。

因みにスマブラSPではお手軽な『攻撃ボタン+ジャンプボタンの同時押しによる小ジャンプ攻撃』が新たに追加されていますが、攻撃をするタイミングが入力した時点で決まっており臨機応変な対応力に欠けるのと、当てるのが難しいという難点があるので、やはり自分でジャンプボタンを押して小ジャンプもできるようになっておいた方が間違いなく良いです。

▲ボタン同時押しによる小ジャンプ攻撃は飛んでから攻撃するまでのタイミングが自動のため敵に当てるのが意外と難しい。

自分で小ジャンプした場合相手の間合いとタイミングを見て攻撃を出せますし、同時押しではできない小ジャンプ+必殺技も可能になるなど戦略の幅が断然変わってきますので。

小ジャンプはアップデート(Ver.2.0.0)によって追加された新たな方法と今までのスマブラシリーズから伝統的に受け継がれているもののの2種類があります。

前者はコントローラーにジャンプボタンを二つのボタン(例えばXとR)にアサインしておき、同時に押すことで行うことができます。

そして後者が今回のテーマの中心となるお話で、ジャンプボタンを軽く一瞬だけ推す方法です。

しかし、この一瞬だけボタンを押す小ジャンプはかなり判定がシビアで実際にやって見るとなかなか上手く行かなかったりするんですよね。

「小ジャンプ スマブラ」で検索すると ↓ のような質問やアドバイスが散見され、多くの人が小ジャンプの習得に悩まされているようです。

「どうやってやったらいいですか?」

「軽く押しましょう」

「一瞬だけチョンッと押すといいですよ」

しかし、こういったアドバイスを見て思うのは軽くってどのくらい?チョンってどんな加減なの?…と、できる人には分かってもできない人にはそういった感覚的なところが分からないんですよね。

そこで、私がない頭を絞って見つけたその『感覚』を探り出す方法を今回図解します。

まずコントローラーのボタンを押すときの横から見たイメージ図です。

このように飛び出しているボタンをグッと最後までコントローラー本体に押し当てるのをイメージして指で押している人が多いと思います。

でも実はボタンは ↓ のように半分くらいの所で止まるようになっていているんですね。

つまり…ボタンを奥まで押し込んでいたイメージでいた人は無意識のうちに必要以上にボタンを押し込んで、その分だけボタンを押す時間が長くなっている可能性があります。

ですので、まずはボタンを半分程押してギリギリジャンプボタンが反応する深さを実際のコントローラーで確認してみてください。

この反応するところに触った瞬間指を上げると小ジャンプになります。

しかし、これを意識するだけで小ジャンプができるようになればいいのですが、やはり指が押し込むのに慣れているせいか成功率がなかなか厳しいのが現実…上記の通りやってみたけどジャンプになってしまうよという方も多いと思います。

そこで、私が考えたのがより繊細で力が入りすぎないボタンの押し方です。

通常はこのようにコントローラーをもって指のお腹でボタンを押すと思います。

しかし、小ジャンプの時は ↓ の様に、第一関節を90度曲げて爪先・指先でボタンが反応するポイントまで突っつくように押したら一瞬で指を上げて浮かします。

人間の指先は特に神経が集中しており、(ストックホルム大学の)研究によるとナノレベルの凹凸まで判別できるほど敏感に感じることができると言われています。

であれば指のお腹よりも指先でボタンに触れる方がより繊細にボタンのタッチを感じることができ、そして素早く反応ができるはずです。

それと普通のジャンプ(指の腹)と小ジャンプ(指の先)でフォームを変えることでそれぞれの感覚が混同されないという点でも良いと思います。

最初のうちは指がプルプル震えてなかなか大変かもしれませんが、この方法で押し込みの深さや指の跳ね戻し具合が感覚で馴染んでくると、上記のような露骨に指を曲げたフォームでなくてもできるようになっていきますので、焦らず長い目で是非安定した小ジャンプテクニックを習得していていただければと思います。

今回の記事は以上になりますが、また別の記事にて改めて「小ジャンプがなぜ必要なのか?」を含めたジャンプ全体の基礎知識や練習方法などについてご紹介していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

下記にこれまでのバックナンバーのリンクを貼っておきますので、ご興味ある方はご覧ください。

最後までご一読いただきありがとうございました。

▼バックナンバー
スマブラSPの超基礎講座”スティック操作の調整を覚えよう!”
スマブラSPの超基礎講座 第2回”体の向きについて考える!”

▼次回記事

スマブラSPの超基礎講座 第4回”投げの活用で揺さぶり名人に!”

 

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