スマブラSPの超基礎講座”スティック操作の調整を覚えよう!”

Nintendo Switch『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』の基礎中の基礎をどうやって身に着けるか?という事をテーマにした記事を今回お届けします。

今作から新規参戦したプレイヤーの方や復帰組の方で、ゲーム内にあるヘルプやWiki等で基礎テクニックを理解してみても、実際にゲームでは説明の通りに操作できない!というケースが多々あるかと思います。

▲みんなでワイワイ遊ぶだけでもスマブラは楽しいけど、やっぱり上手くなりたい。

そこで当記事では基礎の操作方法をご紹介するだけでなく、もっと掘り下げた理解と実行するコツや意識の仕方などに突っ込んだ解説をしていきたいと思います。

今回はまず最初に壁になりがちなスマブラの肝でもある”スティック捌き”について取り上げていきます。

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スマブラはスティック捌きが超重要なゲームである

私がスマブラを始めたばかりの頃の記憶としてあるのは、兎に角キャラクターに振り回されっぱなしで「勝手に滑り落ちて死んだりするし、ちゃんと操作しようとすると難しいゲームだな…」という印象です。

例えば横に歩きたいのにダッシュしてしまったり、通常攻撃するつもりがスマッシュ攻撃を暴発してしまったり…自分のやろうとしてる事と行動がかみ合わないんですよね。

それはなぜかと端的に言ってしまうと「スマブラは繊細なスティック操作によって多彩なアクションができるようにできている」からなんです。

例えばAボタンで攻撃する場合にしてもスティックとの組み合わせで沢山のアクションを選択できます。

スマッシュ:弾くようにスティックを倒すと同時にAボタン

強攻撃:ゆっくり、もしくはちょこっとだけスティックを倒してAボタン

弱攻撃:スティックをニュートラル(倒さない状態)でAボタン

Aボタンを使った攻撃の種類だけでも少なくとも複数あり、更には強攻撃でいえばスティックの向きなどで8方向に攻撃の方向を制御できるなど色々できるようになっています。

このように細かいコントロールができることによってゲームの奥深さにもつながっていて、カジュアル勢だけじゃなくガチ勢やプロたちも熱中するゲームになっているわけですね。

しかし、これは初心者や復帰組にとってはとても厄介です。

他の格闘ゲームやアクションゲームと同じような感覚で操作していると間違いなくスマッシュ攻撃や強攻撃が暴発します。

ですので、まずはスマブラというゲームに必要なスティックの動かし方を理解して、コントロールを意識できるようになるところからスタートしていきましょう。

操作技術を一朝一夕で習得するのは難しいかもしれませんが、まずは頭で理屈を理解して、できるだけプレイ中に意識することで大きくその上達スピードを速めていけるはずです。

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スティックの倒し加減を染みつける

まずは、じっくり練習できるようにトレーニングモードへ向かいます。

いろんなあそび > トレーニングへ行きましょう。

最初からボタン+スティックと操作を組み合わせた練習するのも良いですが、最初はボタン操作だけもしくはスティック操作だけというように、それぞれの操作をできるだけ単純になるように分解して理解・習得するのが近道です。

スマブラも楽器やスポーツ等と同じで、いきなり複数の動きを混ぜた行動を覚えようとするとなかなか上手くいかず挫折してしまうかもしれません。

ギターなら左手の動きだけに集中してやってみる、サッカーならボールが止まった状態で正確に蹴れるように練習する…というのと同じ様に、まずは物凄くシンプルなところから習得していきましょう。

まずは”左手の指だけを使った練習”です。

最初の内は左スティックのコントロールだけでも実はままならなかったりするのがスマブラです。

まずはスティックを素早く倒してカツンとスティックが端に当たる瞬間に左手の指を離してください。これが弾き操作によるステップです。

▲ステップは一定距離進むとキュッとブレーキをかけて止まる。

次はスティックを素早く倒したらそのまま倒し続けてください。始動のモーションはステップと同じですが、スティックを倒し続けている間は走り続けるのがダッシュの特徴です。

この二つの動作がしっかり自分の思うようにコントロールできるようになったら次に右ステップ→左ダッシュという様に左右に交互に暴発なく出せるように頑張ってみてください。

ここまではそこまで難しいことはないと思いますが、スティックを素早く倒す感覚をしっかりここで身に着けていくと後が楽になります。

そして、その次がかなり重要です。

スティックを半分くらい倒して歩いてみてください。

半分というのはキッチリ半分というわけではなく、スティックの端まで倒し切らなければOKです。

マリオだとこんな風ににらみを利かせながらじわじわと歩きます。

このスティックを半倒しでうろうろ歩き回って感覚に慣れてきたら、先ほどのステップとダッシュでやった様に、ステップと半倒しの歩きを左右に交互にやってみてください。

慣れるまでスティックを倒しすぎてステップになったりするかと思いますが、動作が暴発せずにある程度コントロールできるようになってきたらあとは簡単です。

ここまでできるようになったら、習得した左スティックの操作に合わせてAボタンを押してみましょう。

・ステップと同時にAボタン→スマッシュ

▲体を光らせたらスマッシュ攻撃の印。Aボタンを押し続ければタメで威力を上昇させられる。

・ダッシュ中にAボタン→ダッシュ攻撃

▲ダッシュの勢いに乗せて相手を吹き飛ばす。ダッシュの方向と逆にスティックを弾いてAボタンで反対方向にスマッシュもできる。

・スティック半分倒ししながらAボタン→強攻撃
※静止た状態から強攻撃が出にくいという場合は、まずは半分スティックを倒して歩きながらAボタンを押して感覚をつかんでみてください。

▲スマッシュよりもスキの少ない動作で吹き飛ばしの強い攻撃を繰り出す。スティックを前後ろ上下斜めの8方向に傾けることで自由な方向に攻撃を繰り出せる。

・スティックを傾けずにAボタン→弱攻撃

▲素早くスキの少ない連続攻撃を叩き込む基本の攻撃。

▽スマッシュが強攻撃になってしまう場合
→スティックを弾くと同時にAボタンを押せていない可能性があります。ボタンを押すタイミングを気にしてみてください。

▽強攻撃がスマッシュになってしまう場合
→オプション設定で弾きの感度を下げてみてください。弾きによるジャンプもとりあえず今は「OFF」にして暴発しにいセッティングにしましょう。

▲その他の設定で下二つの設定を「OFF」「出にくい」に。スティックの操作に慣れてきたら戻してもOK。

このセッティングでも暴発するという場合はスティックが端にあたってコツン!と音がしていないか注意してみてください。

因みにJoy-Conはスティックの可動角度がかなり狭いので実際半倒しするのが難しいです。(ちょっと倒しただけで端にコツンと簡単に当たってしまってステップと認識されやすいです)

以前、別の記事にて”Joy-Conで繊細な操作をするのは難しい”というお話をさせて頂きましたが、もし予算があればProコンやGCコンを購入されることをオススメします。(どちらが良いか迷った場合は以下リンク先の記事をよろしければご参考ください。)

▼参考記事

スマブラで使うコントローラーを迷っている人必見!GCコンは本当に必要?

ここまで基本的な移動とAボタンとスティックを組み合わせた攻撃のコントロールの仕方や練習のコツをご紹介させていただきました。

これらがある程度自分の思う様にできるようになるだけでもかなり技術レベルはUPしますし、行動の選択肢も増えます。

例えば真後ろに後ろに敵がいた場合…そのままAボタンを押すだけの『弱攻撃』では空振りしてしまいますが…

後ろにスティックを半分倒してAボタンの『強攻撃』をすればスキの少なめの振り返り強攻撃ができます。

もちろん『強攻撃』だけではなく、相手の方にスティックを弾くと同時にAボタンで『スマッシュ攻撃』をだせば振り返りスマッシュ攻撃をくりだすことができます。

スキが少なめの強攻撃でけん制しようとか、相手がダメージ蓄積値も多く隙もあるからスマッシュで吹き飛ばしてやろう…というように自分の頭の中で新しい戦略を立てられるようになるわけですね。

プロや上級者のテクニック動画を見るとついつい華麗なスティック捌きを真似したくなりますが、まずはこういった基礎をしっかり習得して下地を作っていくことが今後様々な応用テクニックを覚えてくのに重要ではないかなと私は考えます。

今回の記事は以上になりますが、第2弾の記事も投稿していますのでよろしければ以下リンク先にてご覧ください。

最後までご一読いただきありがとうございました。

▼第2弾

スマブラSPの超基礎講座 第2回”体の向きについて考える!”

 

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