『スマブラSPECIAL』のスピリッツで蘇る任天堂のマイナーゲーム達!Vol.4

お祭り対戦アクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』の『スピリッツ』という新しいモードには沢山の任天堂及びソフトメーカーのキャラクターが登場しますが、その中でも残念ながらヒットしなかった作品や知名度は低くてもカルト的な人気のある作品等の少しマニアックな作品達をご紹介しようという企画の第4弾になります。

Vol.1~3は以下のリンク先にてご紹介しておりますので、よろしければ併せてごらんいただければと思います。

▼参考リンク
スマブラSPECIALのスピリッツで蘇る任天堂のマイナーゲーム達!Vol.1
スマブラSPECIALのスピリッツで蘇る任天堂のマイナーゲーム達!Vol.2
スマブラSPECIALのスピリッツで蘇る任天堂のマイナーゲーム達!Vol.3

こんなゲームがあったのかと新たに知って頂いたり、かつての記憶を思い出していて懐かしんで頂たり、当記事を見て頂くことで『スマブラSP』をより一層楽しんでいただければ幸いです。

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バテンカイトス2 始まりの翼と神々の嗣子


▼発売日:2006年2月23日
▼機種:ゲームキューブ
▼ジャンル:RPG

『ゼノブレイドシリーズ』で知られるモノリスソフトと『テイルズオブシリーズ』に携わってきたトライクレッシェンドの共同作で、ゲームキューブの数少ないRPGの中でも屈指の名作と言われた作品です。

元々1作目はモノリスソフトがバンダイナムコの傘下の時に製作されておりバンダイナムコ名義で発売したのですが、その後任天堂がモノリスソフトの株を買収したのちにこの『バテンカイトス2』が発売されました。

ベヨネッタや零等もそうですが、ユーザー評価が高くてもビジネス的な問題で継続できなくなったソフトメーカーのIPを借りて自社タイトルとして続編を販売する任天堂のスタイルはこの頃から始まっていたんですね。

ゲームとしての特徴は『マグナバトル』と呼ばれるRPGでは定番のターンベースにカードバトルを合わせたような少し変わった戦闘システムにあり、属性やコンボ等を考えて遊ぶ戦略性に定評があります。

また魔法と機械という対立構造を生かしたストーリーや音楽※も秀逸でグラフィックもGCの中でもトップクラスに美しく、JRPGを構成する大きな要素である戦闘・ストーリー・音楽・映像…がハイレベルにまとめられた作品ですね。

※『テイルズオブシリーズ』『マリオテニスシリーズ』等で多くの楽曲を手掛ける桜庭統氏が音楽を担当。

そういったゲーム自体の面白さについてはとても高い評価されている作品なのですが、いかんせんバグがかなり多いゲームであったため結果的にユーザー評価が賛否分かれてしまったところやセールス的にも思わしくい結果となってしまったことで、過去のIPとなってしまったのが非常に残念であります。

因みに、『スマブラSP』でスピリットとして登場する本作の主人公サギは精霊を心の中に宿す精霊憑きと呼ばれる特別な存在で、大きな刀を武器に闘う剣士タイプのキャラクターです。

古典的な勇敢で真っすぐな主人公タイプではありますが、ややマザコンっぽい幼さを持っていたり、暗黒部隊と呼ばれる破壊工作・暗殺を生業にした集団に所属しており、キャラクターの設定としては少し複雑です。

サギは黒幕によって嵌められて暗黒部隊に追われる立場へと身を転じていくわけですが、本作は少し重めの王道でありながら非常にキャラクター含めストーリーが秀逸な作品なので、是非リマスターやヴァーチャルコンソール等で再び遊べる日が来るのを期待したいですね。

因みに現在は中古でも高値のプレミアになっていることが多いのでなかなか入手しづらいものではありますが、Wiiでプレイもできますのでもし安値で売っているのを見つけたらオススメです!

 

ヘラクレスの栄光 魂の証明


▼発売日:2008年5月22日
▼機種:DS
▼ジャンル:RPG

先述した『バテンカイトス2』と同様に『ヘラクレスの栄光シリーズ』も元々任天堂が作ったIPではなく今は亡きデーターイーストが作っていたゲームで、RPG全盛の時代にSFCやGBで人気を博していたのですが販売元のデーターイーストの破産により長らく凍結していました。

その後新たな版権元となったパオンと任天堂が組んでDSで復活させたのがこの『ヘラクレスの栄光 魂の証明』です。

出典元:日経トレンディ

シリーズ伝統の神々が存在する世界でプレイヤーは記憶を失った主人公となり、様々な仲間と出会い冒険をして行くRPGなのですが、不死の体を持つ主人公の出自の秘密や神々との関係等濃厚に描かれたシナリオの評価が非常に高い作品です。

この辺りはシリーズのシナリオを手掛けていた野島一成※氏が参加していただけあって外さなかったのですが、戦闘のテンポの悪さなどシステム面での問題を指摘されることが多く「戦闘のめんどくさささえ目を瞑れば名作」と言われる非常に惜しい作品でもありました。

※野島一成=ファイナルファンタジー7~10、キングダムハーツ、ヘラクレスの栄光、探偵神宮寺三郎等多数のヒット作を手掛けたシナリオライターの重鎮。実はスマブラXのアドベンチャーモード『亜空の使者』のシナリオプロットも手掛けている。

スマブラSPのプレゼンテーションでは桜井政博氏が『ヘラクレス』を「自分がヘラクレスだと思い込んでいる人物」として紹介していますが、実はヘラクレスの〇〇〇〇で記憶を失っていたという面白い設定のキャラクターです。

ゲームでは『本物のヘラクレス』も仲間になりますのでスピリットとして登場すると思いますが、他にも本作にはユニークなキャラクターが存在しておりお互いの関係性を知っておくと『スピリッツモード』で仲間にした時の面白さもまた増してくると思います。

このゲームは3DSでも遊べますし、今なら中古でかなり安価で出回っていますのでストーリーが楽しめるRPGを探している方には結構オススメです。


今回取り上げた2作は元々他社が作っていたゲームを任天堂が拾い上げる形で続編を発売したゲームで、いずれも元々が評価の高いゲームとして根強いファンがいるという共通点があります。

元の販売元が継続できなかったものを再生するというのはやはり難しかったのかセールス的に結果を残せず結果としてはここで途絶えてしまいましたが、任天堂はその後セガの『ベヨネッタ』やコーエーテクモの『零』等存続の危うくなったIPを拾い上げておりシリーズを継続させています。

このようなIPの再生は昔ファンだった人がそれをきっかけにゲームに戻ってくる動機にもなるので是非今後とも続けていって欲しいですね。

▼次回記事

『スマブラSPECIAL』のスピリッツで蘇る任天堂のマイナーゲーム達!Vol.5

▼バックナンバー

『スマブラSPECIAL』のスピリッツで蘇る任天堂のマイナーゲーム達!Vol.1

『スマブラSPECIAL』のスピリッツで蘇る任天堂のマイナーゲーム達!Vol.2

『スマブラSPECIAL』のスピリッツで蘇る任天堂のマイナーゲーム達!Vol.3

 

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