『スマブラSPECIAL』のスピリッツで蘇る任天堂のマイナーゲーム達!Vol.2

お祭り対戦アクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』の『スピリッツ』という新しいモードに登場する中でも、残念ながらヒットしなかった作品や知名度は低くてもカルト的な人気のある作品等の少しマニアックな作品達をご紹介しようという企画の第2弾です。

前回の記事では『ディザスター』『ASH』『キャプテンレインボー』をご紹介しておりますので、よろしければ以下のリンク先で併せてごらんいただければと思います。

▼参考リンク
スマブラSPECIALのスピリッツで蘇る任天堂のマイナーゲーム達!Vol.1

こんなゲームがあったのかと新たに知って頂いたり、かつての記憶を思い出していて懐かしんでで頂たりして『スマブラSP』をより一層楽しんでいただければ幸いです。

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ソーマブリンガー


▼発売日:2008年2月28日
▼機種:DS
▼ジャンル:アクションRPG

『ゼノブレイドシリーズ』を手掛けるモノリスソフトの高橋哲哉氏初プロデュースのハック&スラッシュ型のアクションRPGです。

本作はランダムの効果の装備を集めたり、様々な役職に就いたキャラクターの中から一人を選び育ててスキルを自由にカスタマイズできるなどハクスラの代名詞『Diablo』からの影響を色濃く出した作品ですね。

ストーリーは高橋氏の妻:嵯峨空哉氏が担当しておりますが、独特の専門用語を多用したところや複線の張り方等にも高橋作品らしさが垣間見えます。

物語の舞台はトルヴェールと呼ばれる世界。この世界の大気や地中脈を循環するエネルギーを人々は「ソーマ」と呼び、いわば世界樹同然の存在として人々はその恩恵に与っていた。しかし、突如ソーマの均衡が崩壊した事によって謎の生命体[ビジター]が出現、人々の平穏な生活は脅威に晒されつつあった。
ビジター討伐を専門に行う中立の武装組織「ファルズフ」の第七中隊は、ソーマの乱れを調査する為にジュネル大森林を訪れていた。彼らはその深奥で巨大な繭とその中に眠る一人の少女を発見する。第七中隊に保護されたその少女は、「イデア」という名前以外の記憶を喪くしていた。そこから立て続けに起こる、ソーマを巡る事件の数々。第七中隊は各地へ事件解決に向かいながら、イデアと共に世界に秘められた謎に迫って行く。

出典元:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/ソーマブリンガー

主人公はファルズブ第7中隊に所属する8人の中から選ぶことができ、それぞれ近接が得意であったりサポートに長けていたりと能力は様々です。

『ソーマブリンガー』任天堂公式サイトより引用。

高橋氏はこれまで1人の主人公を中心にしたいわゆるストーリードリヴン型のゲームを作ってきたわけですが、好きな主人公を選べたりローカルマルチで他の人と一緒にゲームがプレイできるなど多人数プレイを意識した本作は同氏の作品の中でもかなり異質な存在かもしれません。

モノリスソフトらしい膨大なやり込み要素など光る点もある一方でモッサリした挙動など欠点も多く賛否が分かれた作品でもありますが、この経験を糧にして高橋氏は超名作『ゼノブレイド』を作り上げた事を考えると任天堂やモノリスソフトにとって重要なターニングポイントになった作品であるのは間違いないでしょう。

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幻影異聞録 #FE


▼発売日:2015年12月26日
▼機種:WiiU
▼ジャンル:RPG

「ファイアーエムブレム X 女神転生」という得体のしれないコラボ作品として話題になった本作ですが、ふたを開けて出てきたものは現代の東京を舞台にした高校生のジュブナイル系RPGで、まさに「アイドル版ペルソナ」といった全体的に質の高いRPGとなっています。

特に戦闘システムが秀逸で、ターンベースのバトルでありながら相手の弱点を突くことで決着があっという間に着く爽快感や強敵との絶妙な緊張感ある戦闘バランス等開発のアトラスがこれまでメガテンやペルソナで培ってきたノウハウがいかんなくつぎ込まれています。

▲ペルソナやメガテンを元に昇華された戦闘システムはアトラス作品の中でも最高クラスの評価。

因みに本作ではFEの英雄たちは現代にミラージュと呼ばれる存在として召喚され、戦闘中に武器となり主人公と共に戦う存在として描かれています。

▲ヒロイン『織部つばさ』とミラージュ『シーダ』

しかしながらこのミラージュは元のFEのキャラクターデザインを原型が分らないレベルまで改変してしまっているのでなかなかFEファンには受け入れがたい部分があったようですね。

主人公たちがアイドルという設定を生かしたミュージカルチックな演出がやや痛々しく恥ずかしいという所もあり、FEとメガテン(あるいはペルソナ)両方のファンから合体事故として避けられてしまった感が否めない残念な作品でもあります。

RPGのゲーム部分の出来としては申し分ない所からカルト的な支持は得られたもののセールス的にはかなり厳しい結果に終わり、本作を担当した任天堂の山上氏&安藤氏のコンビは「もうしばらくRPGはいいかな…」と後に発言しているところからもダメージはデカかったようですね。

 

ラストストーリー


▼発売日:2011年1月27日
▼機種:Wii
▼ジャンル:アクションRPG

このゲームは20万本近く売れた作品なのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

『ファイナルファンタジー』の製作者で知られる坂口博信氏がFF5以降久しぶりのディレクターを務めた作品で、音楽の担当もFFシリーズを数多く手掛けた植松伸夫氏が担当していたこともあって”これは真のFFではないか”と期待をされていた記憶がありますね。

物語は騎士になることを夢見る主人公エルザは姫君のカナンと出会い傭兵団の仲間たちとと共に冒険をする中で大きな運命の渦に巻き込まれていく…という坂口氏が長年描き続けた王道的なものです。

▲藤坂公彦氏の描くキャラクター達のデザインが素晴らしく、当時は『ゼノブレイド』以上にワクワクさせられた思い出がある。

王道のストーリーに対してゲームシステムなどは坂口氏が作ってきたコマンドバトルとは一線を画すような斬新なシームレス&リアルタイムバトルに仕上がっているのがこのゲームの面白い所でして、その辺りもご紹介していきたいと思います。

プレイヤーの操作キャラクターである主人公エルザは『ギャザリング』と呼ばれる特殊な能力によって敵を引き付けて、その隙に味方の魔法の詠唱時間を稼いだり味方の危機を救うことができます。

▲主人公エルザは敵全員を引き付ける『ギャザリング』を行い戦闘の要となる。

また、サードパーソンシューティングのように物陰に隠れて遠距離攻撃を撃ったり、周囲のオブジェクトを破壊して敵に当てるなど環境を使った攻略ができるのも面白い所ですね。(あまり環境利用のバリエーションが用意できていなかったのが残念ですが)

しかもこのゲームはオンラインマルチプレイでエルザ以外にも本編に登場するキャラクターを使った対戦が出来る(しかも面白い)という意欲的な試みもあって非常に印象深いものがありましたね。

ただ、一本道すぎるストーリーや坂口氏の悪い(良い?)癖であるムービー大好き病など欠点も多くみられる所や少し前に発売された『ゼノブレイド』が大傑作だったことでボリューム面や世界の大きさなどを比較されてしまい賛否が分かれる評価となってしまいました。

これを最後にしてもよいと全て出し切る覚悟で『ラストストーリー』と名付けたとかつて坂口氏は語っていますが、その言葉通り同氏は家庭用ゲーム機から足を洗うことになります。

それから『テラバトル』を作るなどスマホに活躍の場を移している坂口氏ですが、『テラバトル』家庭版の計画があることやSwitchとの相性の良さなどをメディアにも語っていることから近い将来再び坂口氏のゲームがSwitchで遊べる日が来る可能性もありそうですね。


今回ご紹介したタイトルたちはどれも光るものがあり、このまま終わらせるのは非常にもったいないと感じさせる名作の手前まで来ていた作品だけにプレイをした人たちにも印象に残っている作品ではないでしょうか。

スマブラSPのスペシャルではどんな効果を持ったスピリッツとしてキャラクターたちが登場するのか非常に楽しみですね。

第2弾としての記事は以上になりますが、別の記事にて他のタイトルも掘り起こしてご紹介していきたいと思います。

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