Switchで蘇る名作『ラングリッサーⅠ&Ⅱ』とは一体どんなゲームだったのか?振り返ってみる

『ラングリッサー』は中世ファンタジーなシミュレーションゲームの傑作として根強い人気を誇った作品ですが、同ジャンルの王道である任天堂の『ファイアーエムブレムシリーズ』とはまた別のコアな道を進んだゲームでもありました。

今回Switch/PS4で改めて『ラングリッサーⅠ&Ⅱ』としてリメイクが発表されたことで話題になり、従来のファンでない方や名前だけは聞いたことがあるけど中身は良く知らない…という方の中にも一体どんなゲームだったのか気になっている方もいらっしゃると思います。

そこで今回はリメイクもとになった作品を中心に『ラングリッサーシリーズ』(以下略:本シリーズ)についてご紹介していきたいと思います。

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ラングリッサーを産んだメサイヤというブランド

本シリーズの産みの親である『メサイヤ』は元々PCゲーム業界でソフトを販売するNSCという会社が家庭用ゲーム機に参入する際に立ち上げたブランド名です。

代表作は本シリーズ以外にもマッチョな男たちが溢れるシューティングゲーム『超兄貴』やロボットアクションシューティングの名作『重装騎兵ヴァルケン』等があり、どれもコアで根強い人気を持っています。

メサイヤはこれまで色んなハードに本シリーズを投入しましたが、そのハード選定の逆張りっぷりもコア化を助長させていた理由の一つではないでしょうか。

本シリーズで言えばメインのプラットフォームは当時の圧倒的な勝ちハードのスーパーファミコンやプレイステーションではなくメガドライブやセガサターン等セガハードを選んできました。

最終的にメサイヤはセガハードだけでなく対抗の勝ちハード…どころかPCエンジンやワンダースワンにも移植するマルチプラットフォーム展開をしていくわけですが、その存在感を示していたのはやはり本シリーズを立ち上げたセガハードだと言われています。

その後メサイヤはエクストリームという会社と提携し、ヴァーチャルコンソールに過去のメサイヤブランドのゲームの供給を始めるとともに3DSに『ラングリッサー リィンカーネーション 転生』(2015年)を発売し再度『ラングリッサー』を再起の道を進み始めています。

 

『FE』とは別の道を進み影響を与え続けたSRPG

本シリーズは冒頭でも述べました通り、中世ファンタジーを舞台にしたシミュレーションRPGタイプで、四角いマスが引かれたマップ上に置いた駒を敵味方でターン毎の交代で動かし戦わせるゲームです。

出典元:らりるれろ

同じジャンルでは『ファイアーエムブレムシリーズ』(以下略:FE)が有名で比較されることが多いですが、剣は斧に強い→斧は槍に強い→槍は剣に強いのようなユニットの属性による相性のシステムを『FE』よりも前に本格的に取り入れたのが同シリーズだったりします。

また、『FE』とは大きく差別化を図られていた点として『FE』がユニット=一個人のキャラクターなのに対して、本シリーズはユニット=指揮官+兵という複数人数の構成という違いがあります。

出典元:ラングリッサー ~光の末裔~ VC公式

因みに、この複数人数構成によるユニットの概念も2019年発売予定の『ファイアーエムブレム風花雪月』で採用されていることから、今なお『FE』へ多大な影響を与えている存在とも言えそうですね。

『風花雪月』が初めて動画で公開されたとき本シリーズのファンの方ならきっと「ラングリッサーとの融合だ!」と思ったはずです(笑)

▼参考動画

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セクシャルさを売りにした売りにしたSRPG

本シリーズで忘れてはならないのが「ビキニアーマー」もとい「お色気RPG」という存在を確立したパイオニア的な存在という事です。

もっと古いものには『ドラゴンクエストⅢ』の女戦士のデザインなどにもありますが、大々的に登場する女性キャラクター達に防御力を全く度外視したお色気ステータス全振りのビキニ形状の鎧を着せたのが本シリーズです。

▲良い子はプレイしちゃだめよ感を漂わせるボディラインを強調した女性キャラ達が載ったパッケージデザイン。

原画家のうるし原氏の描くキャラ達は子供たちが憧れるカッコ良さというよりもドキドキしちゃうようなセクシーな路線を前面に推して、ちょっと成人向けゲームの雰囲気を醸し出していますね。

勿論ゲーム中にも女指揮官が沢山登場したり、ラブロマンスが展開する等他のSRPGやRPGとは明らかに異なる女性キャラクターの存在感が大きく扱われております。

今でこそSwitchにも『閃乱カグラシリーズ』や『SNKヒロインズ』の様なセクシーな女性キャラクターが大々的に扱われているゲームが当たり前のように有りますが、一昔前は任天堂ハードは子供やファミリーのためのゲーム機というイメージが非常に強かったですし、もう少しコアな客層を抱えているセガハードをメインで展開していたというのも納得ですね。

 

ラングリッサーⅠ&Ⅱが名作と呼ばれる理由

上記の通り本シリーズはいくつかの部分においてパイオニア的な存在であったのもそうですが、クラスチェンジなどの育成面の面白さや、当時の『FE』と比べて手強さを抑えて遊びやすくしていたこと、ストーリーで引っ張る面白さでしっかりと勝負していたという所にもあるでしょう。

特に『ラングリッサーⅡ』は多くのRPGがなぞっていた魔物との闘いという勧善懲悪から逸脱した人間同士の骨肉の争いの泥沼感ある内容でかなりインパクトが強いストーリーになっています。

それに加えて同作は他のハードにて移植される際に複数の分岐シナリオが追加され、ルートによってはモンスターを味方にしたり、仲間になるはずの人間を敵にしたりと様々な展開を楽しむことができる自由度の高さにも定評がありますね。

 

最後にリメイク版の情報を…

というわけで『ラングリッサーⅠ&Ⅱ』がいかなる作品だったかをここまで説明させていただきましたが、折角なのでリメイク版の情報についてもこちらで追記させて頂きます。

開発・発売は前述したとおりメサイヤとエクストリームによるもので、今回のリメイクにあたって原画デザインやゲームグラフィックを一新しています。

…ですが…!

リメイク版はDLCとして原作版のデザインであるうるし原氏のものも用意されており、リメイク前のデザインが好きな人は高解像度になった氏のデザインで楽しむことが可能です!

因みにこのうるし原デザインDLCは初回特典として無料で同梱されるとの事ですので、購入される予定の方はお早目に入手されることをオススメします。

こういった絵のデザインの変化は旧来のファンと新規のユーザーで揉めることが多いのでナイスな判断ですね。

…そして…更にっ!

新規キャラクターや新規分岐も有り!

…という事でかなり期待感を煽られる内容になっていますね!

後は肝心のゲームの内容がしっかりしていればSRPGファンには買いなアイテムになりそうです!

 


ラングリッサーⅠ&Ⅱ 公式サイト


 

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