Nintendo Switchのワクワクすっぞ!な版権タイトル10選(漫画・アニメ・映画原作)

本日はNintendo Switch対応ソフトの中で漫画、アニメ、映画など原作のある版権もののタイトルにクローズアップしていきます。

版権物の大前提としてあるのはまず原作のファンが喜ぶようなものである事、そしてそれに続きゲームの内容も面白いものである事という二つのハードルがあるわけですが、各作品がどのようにアプローチしているかその辺りも語っていきますのでよろしくお願いします。

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僕のヒーローアカデミア One’s Justice

週刊少年ジャンプにて連載中の人気漫画『僕のヒーローアカデミア』を題材にした本作は、『ガンダムVSシリーズ』や『ガンスリンガー』等のアーケードの人気ゲームを長年作り続けたバイキングが開発している対戦型3Dアクションゲームです。

少し狭めの3D空間で格闘ゲームの様に1vs1で戦う本作は原作に登場するヒーローやヴィランの”個性”と呼ばれる特殊な能力を上手くゲームに落とし込んでおり、原作ファンは勿論の事対戦アクションゲームが好きな人にも満足できるゲームになっています。

オンライン対戦にも対応しておりガチな対戦ゲームとして遊ぶ事もできますが、一人用モードもしっかりと充実しているのが本作の素晴らしい所です。

原作の追体験が可能なストーリーモードはミッション形式で展開し、原作ではなかったifやヴィランサイドの物語を楽しめる上に全てフルボイスという贅沢な内容になっていますね。

また、ミッションモードと呼ばれるお題をクリアしていくモードも沢山のミッションが用意されており、こちらもかなりのやり込み量を誇ります。

これら様々なモードをプレイしていき条件を満たすことでキャラクターのコスチュームやアレンジパーツなどが入手できるような報酬もしっかり用意されていますので携帯モードでコツコツ遊ぶというのにも適していますね。

ゲーム性としてはコマンド入力などはないシンプル操作でボタン連打で勝手にコンボが繋がってくれるなど初心者でもそれなりにカッコよく手軽に遊べてしまう敷居の低いゲームです。

一方で相手の攻撃を読んだカウンターを当てたり、壁に叩きつけて追撃する等ステージを利用してコンボを継続させる等色々と極めるまでには奥が深い作りにしているのは流石バイキング製のゲームといったところでしょうか。

ただ本作には一つ問題点があって、ロードが非常に長いという事です。

1戦1戦のローディングがおおそよ25秒から30秒くらいかかるので正直画面と睨めこするTVモードで遊んでいるとわずらわしさを感じさせられますね…ゲームとしてはよくできてるので本当にこれは残念です。

ロード中のその数十秒を紛らわすために携帯モードでながらプレイや、スマホやタブレットを横において遊ぶのがおススメです。

 

ドラゴンボール ゼノバース2

版権物のゲームと言えばやはり『ドラゴンボール』は外せません。

本作は原作を追体験するというものからひねりを加え、自分のアバターの戦士を作って原作の歴史を改変しようとする敵達と戦うというユニークなものになっています。

今迄様々なゲームが発売され一体何回フリーザと戦ってきたのか分からない私の様な人間は本作の思わぬ展開に進む物語に惹かれるものがありますね。

また、自分のアバターは原作のキャラクター達から技を習う事も可能で、クリリンに気円斬を教えて貰うなど仲間のキャラクターだけでなく敵役のキャラクターを倒して技を手に入れる等自分だけの戦士をカスタマイズできるというのも特徴です。

ゲーム性は『ドラゴンボール』らしく舞空術で空を飛び回る3Dアクションゲームで多人数の対戦をプレイすることができます。

競技性のある対戦ゲームというよりはアバターを育てていくRPG的な要素が強いので腕自慢を競うゲームというよりは一生懸命キャラを育てるのが好きな人向けなゲームではありますね。

CPUの仲間を連れて行ったりオンラインだけでなくオフラインで友達のSwitchと接続して協力・対戦して遊ぶ事ができますので身近に遊んでいる人がいればその楽しさも大きく倍増します。

 

スナックワールド トレジャラーズゴールド

この作品は版権物というよりもアニメとおもちゃとゲームの同時展開のクロスメディアという扱いの方が正しいかもしれませんが、アニメが先行して公開されていますので今回取り扱いさせていただきました。

本作は簡単に言うとハック&スラッシュというダンジョンに潜り、「ジャラ」と呼ばれる武器を集めて強化しては次のダンジョンへと繰り返し遊ぶタイプのゲームです。

こちらについては実際にプレイした上での感想/レビュー記事を別で投稿しておりますので、ご興味ある方はそちらを覧ください。

スナックワールド トレジャラーズ ゴールド プレビュー【5時間プレイしての感想】

 

ワンピース海賊無双3 デラックスエディション

週刊少年ジャンプの国民的人気漫画『ワンピース』x『無双』のコラボの最新作がこちらです。

本作の売りは『海賊無双』の中でも最も充実したプレイアブルキャラクターの数と無双というフォーマットで原作のストーリーを追体験できるという点に尽きるでしょう。

開発しているコーエーテクモはこの手のコラボ作品を多数手がけており、原作のファンの持っているイメージを大きく崩さず無双という爽快アクションに落とし込むのが非常に上手いですね。

ただコラボ無双の1作目はキャラ数やシステムの作り込みが甘かったりするパターンが多いのですが、その一方でナンバリングを重ねるごとに改善されてめっぽう面白くなるという傾向もあり、本作も3作目にして過去の不満点が改良されて洗練されていますね。

原作の膨大なストーリーを端折っている所や育成面がシンプルでやり込みが浅い点が気になるという声もありますが、他の『ファイアーエムブレム無双』等の任天堂コラボ無双と比べて本作は比較的シンプルなシステムでイージーに遊べる難易度なので「普段あまりゲームをやっていないけどワンピースのゲームをやってみたい」という人にはもってこいの作品です。

 

レゴシティ アンダーカバー

永遠の知育玩具『LEGO』を題材にしたオープンワールドゲームでレゴシリーズどころか版権物の中でも抜群に非常に評価の高い作品です。

本作は簡単に言うと『LEGO版GTA※』で、プレイヤーは主人公の警官「チェイスマケイン」となり広大なオーワールドの街「レゴシティ」を探索したり、与えられた任務を遂行するゲームとなっています。

※GTA=Grand Theft Auto(グランドセフトオート)の略称。ニューヨークやサンフランシスコなど都会を再現した広いシームレスな世界を舞台にした犯罪行為も何でもありのアクションゲームで、オープンワールドでも最も人気のタイトル。

構造物や人を叩いてもレゴブロックとして壊れるだけなのでバイオレンス的な表現もありませんし、車を拝借するにしても「逃走する犯人を追いかける為に」という大義名分もある為18禁で未成年が遊べない『GTA』と違って誰でも遊べます。

レゴブロックで作られた様々なオブジェクトや建物で構成されたオープンワールドの街並みはレゴファンには堪らない代物で、走り回ったり車でドライブするだけでもかなり楽しい体験ができます。

ゲーム的な部分でも箱のブロックを壊して組み立て直して梯子に作り替える等レゴらしいギミックで攻略していく所やガジェットを駆使して事件を解決していくバリエーション豊かなミッション等にも楽しさが詰まっていますね。

また、一見キッズ向け専用のゲームにも見えますが、少し古めの洋画のオマージュネタが散りばめられていて尚且つローカライズも丁寧に大人でも楽しめるように作られていますので全年齢の方が楽しめるようなゲームになっています。

ストーリーは基本的には1本道でしっかりガイド付きで誘導されますし、道中の謎解きやアクションの難易度もかなり低めにされていますので、オープンワールド入門のゲームを探している人にもかなりオススメです。

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SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス for Nintendo Switch

根強い人気を誇る『ガンダム』を題材にしたシミュレーションゲーム『Gジェネシリーズ』の最新作です。

https://www.youtube.com/watch?v=xnx_QEZJGsg

昔からのマス目が引かれたマップでコマを動かす伝統的なスタイルはそのまま継承されておりますので傍から見ると古臭さを感じる人も多いかもしれませんが、ある意味ガンダムゲームを楽しんできた往年のファンには安心のゲームシステムだったりします。

ゲームとしてのバランスもひたすら強い機体を開発して投入すれば温い難易度にはなるのですが、量産機限定等縛りプレイをすれば歯ごたえも出てシミュレーションゲーム的な面白さを楽しめるというのも相変わらずと言ったところでしょうか。

因みに、『Gジェネシリーズ』には大きく分けて二つのタイプがあり、原作を追体験していくものと原作とは異なるifを楽しむものがありますが、本作は前者のタイプです。

自分の独自の部隊を作って原作の名場面に介入し、往年のライバルたちと戦い、新たに得た設計図で新しいモビルスーツを開発していく…そんなサイクルで各作品の物語を追っていく事になります。

参戦作品は初代の『機動戦士ガンダム』から『機動戦士ガンダムユニコーン』までの宇宙世紀シリーズと呼ばれる作品の物語に絞っており、アナザーと呼ばれる『機動戦士ガンダム00』等の宇宙世紀シリーズ以外を取り扱っていないという所でガンダムファンの方たちから不満が寄せられていますね。

個人的には参戦作品を絞った事で全体に統一感のある雰囲気になっていますので、中途半端に薄めてアナザーシリーズを入れるよりは結果的に良かったのではないかなと思う所はありますね。

本作は従来のシリーズ作品から戦闘アニメーションを一新した事もあって全作盛は難しかったのでしょうし、より多くのガンダムファンが望むアナザーガンダムを含めたジージェネを次に期待したいところですね。

 

進撃の巨人2

別冊少年マガジンの看板漫画であり、今でもトップクラスの人気を誇る『進撃の巨人』を題材にした3Dアクションゲームです。

本作は一人のアバターを作成し、『調査兵団の一員』として原作の主人公エレンやミカサ達と共に原作のストーリーを追体験していく事になります。

ゲームの特徴としては『立体機動』を活かして爽快に空と飛ぶシステムや巨大な巨人の部位を破壊してうなじの弱点を狙う独特ななシステムを搭載しており、原作の設定を非常に上手く活用してファンだけでなく、原作を知らない人からも高評価の声が上がっている作品です。

詳しくは別の記事にてレビューを投稿しておりますので、ご興味ある方は是非そちらをご覧ください。

https://nss-blog.com/2018/03/23/進撃の巨人2-レビュー/

 

ドラゴンボールファイターズ

ここまでは発売済みのタイトルをピックアップしてきましたが、ここからは当記事掲載時では未発売のタイトルのご紹介となります。

本作はドラゴンボールのアニメをそのまま動かせるような素晴らしいビジュアルと本格的な奥深い対戦が楽しめる格闘アクションゲームです。

先日行われた格闘ゲーム系E-Sportsの頂点と言われる「EVO 2018」の競技の一つとしてエントリーされた本作で、世界的にも人気の高い作品です。

オンラインガチ勢の多いPS4版は発売後まもなくして修羅の国と化して初心者が近づきがたい雰囲気になってしまいましたが、おすそ分けプレイの対応などで身近な人と遊ぶ事を目的とした人等カジュアルに遊ぶ人がPS4よりも多そうなSwitch版であれば比較的入門しやすい環境にあるのではないでしょうか。

元々の簡単な操作に加えてSwitch版はさらにコマンド入力を必要としない簡単操作も選べる分敷居もかなり下がっていますし、Switchの定番格闘ゲームになりうるポテンシャルは充分に持っていますね。

 

仮面ライダークライマックススクランブル ジオウ

初の『仮面ライダー』作品のゲームがNintendo Switch独占で登場します。

出典元:仮面ライダークライマックススクランブルジオウ 公式

まだ各メディアの紙面等で発表されたばかりで詳細を載せた動画等がありませんが、今出ている情報の限りでは基本的なゲーム性はこれまでのものが継承されてくるようですね。

参考に前作の動画を貼っておきます。

本作は歴代のライダーが参戦する3D対戦アクションゲーム『クライマックスシリーズ』の最新作で、今年からTV放映が始まっている『仮面ライダージオウ』を中心に30人以上のライダーを使って対戦ができるゲームとなっております。

ゲーム性としては前述した『僕のヒーローアカデミア』と似た系統ではりますが、区切られた3D空間の中で最大2vs2の多人数で戦う複数人による乱闘アクションという所に大きな違いがあります。

基本的にはこれまでの対戦ゲームの路線を継承しつつ、タイトルにある通り『ジオウ』をテーマにしたメインモードの遊びやミッションを付け加えていくという事になってくることが予想されます。

現段階でSwitchの機能を使ったものとしてはJoy-Conを使ったおすそ分けや普段ゲームをやらないお父さんやゲームに不慣れな小さなお子さんも一緒に遊べるようなフリフリ操作も用意されているということで今までよりもさらにプレイヤーの幅を広げてくる作品になりそうですね。

 

妖怪ウォッチ4

3DSで大ヒットした『妖怪ウォッチ』の最新作はNintendo Switch独占で2018年冬に発売します。

出典元:妖怪ウォッチ4 公式

元々日本の住宅街を舞台にして自由に歩き回り妖怪を見つけて仲間にしたり敵と戦うシリーズ作品でしたが、今回は超大幅にグラフィックが強化されてたことで日本のアニメをオープンワールド化したような独特な魅力を放つ作品へと進化をしていますね。

出典元:妖怪ウオッチ4 公式

現在放映されている『妖怪ウォッチ シャドウサイド』だけでなく、ケータが主役の過去作や今年放映予定の映画の三つの作品の世界を行き来できる等全部盛りにしてきたところもファンへの非常に強い訴求力を感じさせますし、レベルファイブの本気度が伺えますね。

また、本作は3DSの二画面を使ったバトルシステムから大きくテコ入れをしているようで、人間も一緒になって戦うという情報も出てきておりますが一体どんなゲームに仕上がっているのか非常に楽しみな作品です。

 

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