『Paladins』(パラディンズ)の楽しみ方!シューター初心者の方向けに基本ルールから解説!

先日から基本無料のサービスがスタートしたSwitch版『Paladins(パラディンズ)』。

『スプラトゥーン2』や『Fortnite』とはまた違った楽しさのあるチームスポーツ系シューターで既に海外では根強い定番のタイトルになっています。

しかしながら、こうして日本語に配信されてたとはいえ、ゲーム内外でどんなゲームなのか説明不足なところが一つ気になるポイントです。

特にシューター初心者の方には、なかなかゲームの良さやルールが分かりづらいのではないかなと感じています。

そこで、今回はシューター初心者の方が本作を遊ぶ上で、知っておきたいポイントをピックアップして解説していきます。

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チーム戦を楽しむシューター

本作は「シューター」と呼ばれる、銃で撃ち合いする対戦アクションシューティングです。

シューターと言っても、色んなタイプがありますが、

特徴的なのが5vs5のチームプレイ重視のオンラインゲームである

という事ですね。

家庭用ゲーム機のシューターで有名な作品ですと『Call of Duty』や『Battle Field』、『スプラトゥーン2』や『Fortnite』等があげられます。

本作はそれらのゲームよりも、チーム全体の連携を楽しめるようなルールやシステムが採用されています。

出展元:Comicbook

敵を倒すという単純な楽しさ以上に、他の人と協力して勝利を掴むことに喜びや楽しさを感じる。

団体競技の側面が強く、銃で撃ちあうゲームというよりも、サッカーやアメフトの様なスポーツの感覚に近いかもしれません。

また、映像面においてもトゥーン調のグラフィックで流血表現もありません。

知や残虐表現の多いミリタリー系のシューターが苦手な人でも、安心して遊べるゲームです。

 

課金のシステムについて

本作は基本無料でゲームのベース部分は無課金で全て遊べます。

ゲームを有利にするような課金要素はないので、無課金派でも問題なくしっかり楽しめます。

課金の種類は3通りです。

1つはキャラクターを課金して、使えるようにするというものです。

本作では最初の内数体しかキャラが使えません。

地道にゲーム内通貨を貯めてキャラをアンロックしていくのが煩わしければ、課金してキャラを一気に開放する事が可能です。

また、課金はキャラの解放だけでなく、スキン等など見た目のカスタマイズのためのものも用意されています。

▲リアルマネーでクリスタルを購入して限定スキン等を入手するだけでなく、デイリーボーナスで地道にクリスタルを貯めて入手もできる。

個別に好きなスキンを買うものもあれば、もう1つはシーズン単位の有料コースに加入してアンロックしていくパターンがあります。

▲上が無課金コースで下が課金コース。ポイントを貯めるとティアが上がっていきアイテムやゲーム内通貨などがもらえる。

本作は100日程度の周期のシーズン制を採用していており、試合をする度にシーズンのポイントがたまっていきます。

レベル数に応じてゲーム内通貨やアイテムを入手する事が出来ます。

無課金のコースでも一応アイテムは手に入りますが、有料と比べると本当に申し訳程度のものしかありません。

ゲームが気に入って欲しいスキンがあれった場合、課金するかどうかを判断しましょう。

このコースはシーズンが変わるたびに更新されますので、残り日数を確認は重要なポイントです。

入手できそうなのか考えた上での優良コースの加入をオススメします。

 

カメラ視点が選べるシューター

一口にシューターと言っても、ゲームのカメラの視点によってFPS1とTPS2に分かれます。

しかし、本作はオンライン対戦シューターに珍しく、FPSとTPSのどちらの視点でも遊べるゲームなんですよね。

しかも、ゲーム中にワンボタンでいつでも視点の切り替えがOKです。

例えば、ゲームの迫力を楽しみたい、臨場感重視の人はFPS視点が良いでしょう。

画面のカメラ=キャラクターの目線になるのがFPS。自分がキャラになったような視点で臨場感を楽しみたい人向けで遠景も視認しやすい。

あまりこういったシューター系のゲームを遊んだことがないよという方は、TPSの方が良いかもしれませんね。

▲TPS視点に切り替えるとカメラがキャラの背後に。こちらは日本のゲームでも良くあるカメラ視点で遊びやすく、背後や真横など視野が広く角度によっては壁の向こう側も見えたりする。

日本では『スプラトゥーン』をはじめとして、キャラクターの背中が見えるゲームが多いですから、TPSの視点で遊んでいる人が多そうですね。

視野の広さも考えると、まずはTPS視点でゲームに慣れていくのが個人的にオススメです。

 

ほぼオンライン専用のゲーム

本作はAIが操作するBOT相手に練習もできますが、基本的にはオンライン対戦がメインになります。

フレンドと一緒に参加するのもアリですし、見知らぬ人たちとチームを組んで相手のチームと戦うランダムマッチングもできます。

遊べるモードは「クイックプレイ」と「ランク戦」です。

クイックプレイとランク戦以外にもAIを相手にしたトレーニングも可能

本作は対戦するたびに経験値が加算されレベルが上がっていく仕組みです。

最初は上記の様にロックされていますが、レベルとキャラの解法人数が条件に達すると「ランク戦」にチャレンジできるようになります。

「クイックプレイ」はルールやマップ、各キャラクターの特徴を覚えるなどのどちらかと言うと練習目的でプレイします。

勝敗に拘らずとにかく楽しく遊びたいという人向けのモードですね。

「ランク戦」はレートを賭けた戦いで、各シーズンで競争が行われます。

基本的にはレートが近い人たちと、真剣に腕を競い合いたい人のためのモードになります。

 

役割をしっかり考えるゲーム

本作には4種類のロール(役割)が存在し、それぞれのロールの役割を発揮してチームに貢献する事が重要です。

それぞれのキャラクターが、どのロールに属するかはキャラ選択画面の下に出ているマークから判断できます。

▲左からフロントライン、サポート、ダメージ、フランク

4つの中でも特に必須と言われるのが、敵の攻撃を受け盾となって前線を作る役割の「フロントライン」と仲間を回復し前線をキープする「サポート」です。

この二つのロールが欠けると非常に貧弱なチームになり、よほど実力差がない限り負ける可能性がかなり高いです。

実際、敵を倒す役割の「ダメージ」や「フランク」をやりたがる人がやはり多いです。

ゲームに安定して勝ちたい人はバランスを取れるように、「フロントライン」と「サポート」のキャラを、少なくとも1体は練習して使えるようにしておきたいですね。

 

初心者に優しい、あるいは大変なポイント

本作はシューターに慣れていない人にとって入門しやすい面と、逆に壁となる面の両方が共存しているゲームです。

しかし、壁になる点とは言っても、内容をちゃんと理解さえすれば、全く苦にならず楽しく遊べますのでご安心ください。

それでは具体的にどういう所が初心者に優しくて、どういう所に注意すべきかをピックアップしてご紹介します。

キルタイムが長く、わからん殺しが起きにくい

キルタイムというのは攻撃をしてキルを取る(敵を倒す)までの時間の事を指します。

敵と遭遇して一瞬で結果が出る。

そんなキルタイムの短いゲームは、初心者の方にとって非常にハードルが高いものです。

『Call of Duty』などキルタイムの短めのゲームを遊んだことがある方なら一度は経験していると思いますが、一瞬で倒されると何が起きたのか全く分からないんですよね。

これを俗に「わからん殺し」と呼んでいますが、「わからん殺し」に会うと一方的に倒されたような理不尽な気がして萎えてしまいます。

しかし、本作はキルタイムが長いゲームなのでその点心配はいりません。

体力に余裕があれば弾を数発受けても生き延びれるゲームです。

例えば、後ろの物陰から銃撃されたとします。

そんな時でも体力満タンから一瞬で倒されるというようなことは殆ど無く、

「あ、後ろから撃たれてる…どうしよう!ヤバい!避けられない!あ~やられた!」

なんて状況を判断する時間が与えられるので、倒された経験も糧にしやすいゲームなんです。

優しいポイント:フレンドリーファイアが起きない

フレンドリーファイアとは、仲間に対する攻撃、あるいはダメージを与える行為を指します。

ミリタリー系のシューターで採用しているゲームが多いのですが、フレンドリーファイアーは仲間割れの引き金となりかねない恐ろしさがあります。

フレンドリーファイアができると、悲しいことに仲間をわざと攻撃して喜んでいるような悪質なプレイヤーや誤射されてムキになって喧嘩しあう人達も出てきます。

そういうのを見る度にゲーム自体を嫌いになりそうになりますね(ため息)

しかし、幸いな事に本作はフレンドリーファイアはありません。

自分の攻撃が味方に当たることも当てられる事も気にせず、敵に集中して攻撃をすることができます。

ですので、初心者の方も臆せずどんどん攻撃しちゃいましょう!

優しいポイント:敵には色付けされた縁取りが表示

シューターに慣れないうちは状況判断ができず、一方的に相手からの攻撃を受ける様な理不尽な思いを感じる事も多いです。

私もミリタリー系のFPSをやっていて、しっかり敵が画面に映っているのに保護色で背景と馴染んでいて気付かないでスルーする事が未だに良くあります(笑)

敵に対して無防備のまま倒されてしまって、あんなに目の前に堂々といたのに気付かなかったなんて!と非常に悔しいですよね。

しかし、本作ではゲームプレイ時に、敵のキャラクターの身体を縁取るような色の発光が付けられます。

遠くの敵もオレンジの縁取りのお陰で見やすい

背景と敵の区別をはっきりさせているので、画面内に敵が現れても見逃しにくくなっています。

大変なポイント:ルールの説明が不足

本作は残念ながら満足なチュートリアルらしきものはなく、実際にプレイをしていく中で覚えなさいというゲームになっています。

特にゲームのルールに対して無知識で行くと何をやっていいかわからず、面白さを理解しきれないまま辞めてしまう可能性があります。

しかし、それぞれは内容的に説明さえ読めばわかるものですので、まずルールを理解した上で挑戦する事をオススメします。

各ルールについては次項で詳しく説明します。

大変なポイント:キャラが豊富すぎる

本作は個性的なキャラクターが30以上登場します。

それぞれ別々に個性的なアビリティが用意されていて、キャラクターによってプレイ感覚はかなり違いますね。

▲当記事執筆時は35人…もう十分すぎるくらいの数だが今後も増える模様。

個性豊かなキャラクターがたくさん登場するというのは非常に嬉しい事ですが、その反面デメリットとしても働いているところがあります。

例えばキャラが多いと敵対する相手の対策が大変です。

相手の使っているキャラクターがどんな事を得意不得意としているのか、どんな戦略を仕掛けてくるのか一通り理解するまで時間がかかります。

また、これだけ数がいると、自分のお気に入りのキャラを見つけるのも大変ですよね(苦笑)

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3種類のルールについて

前述したとおり本作は5vs5の多人数チームバトルの対戦ゲームですが、その中でもゲームルールが3つ存在します。

ここでは「TDM」「襲撃」「シージ」、3つのルールの内容とポイントをご紹介します。

ルール1:TDM(チームデスマッチ)

TDM(チームデスマッチ)は、一定時間に敵を倒した数が多い方のチームが勝ちのシンプルな倒しあいです。

出典元:Comicbook

敵を倒すのに特化したキャラクターを皆選びがちになりますが、自分が倒されれば相手のポイントとして献上してしまうというリスクも考える必要があります。

ゲームに慣れないうちは攻撃的なキャラで突っ込むのは危険です。

生存しやすい体力の高いキャラクターや回復のできるキャラクターで敵を引き付けて、味方に倒して貰うような守り中心のプレイをオススメですね。

ルール2:襲撃

襲撃は簡単に言うと陣取り合戦です。

下図のように、ステージ中央にある枠のエリアを両チームで奪い合います。

敵をエリアから締め出して、自チームで占拠する事で味方にポイントが入っていきます。

▲敵をエリアに近づけさせずできるだけ自チームが滞在することが重要。キルに拘らず防衛網を維持することが大切。

一定数ポイントをためれば、チームの勝利です!

ポイントとしては、お互いに真ん中のエリアを集中して奪い合う為、多人数の激しいぶつかり合いになりやすいという事です。

一人でいるとあっという間にキルされてしまいます。

ですので、無暗に単騎で突っ込むのはまず止めておきましょう。

数的優位を相手に常に取られ逆転がより難しくなりますので、前線に味方がいない場合は焦らずに味方の合流を待つのも大切です。

敵には対等以上の人数で挑むことを心がけましょう。

また、前を意識し過ぎると横からの隙攻め込まれたり、裏を取られて崩されるという事もあるので周囲の警戒も重要です。

ルール3:シージ

シージは2段階のフェーズに分かれます。

まずは「襲撃」と同じように、真ん中のエリアを両チームで奪い合います。

そして、一定数ポイントを貯めたチームに「ペイロード」という車が与えらるので、これを相手の陣地にあるゴールまで運べばポイントが加算されます。

▲「ペイロード」を相手の陣地近くにあるゴールへ到達させれば2ポイントゲットできる。

最終的にゴールへ押し込むか、相手のチームの拠点側に持って行ったチームの方が勝つルールになっています。

因みに、ペイロードは、誰かが近くにいればどんどん前へ前へと進行します。

逆にペイロードを獲られてしまった場合、できるだけ進行させないように相手チームをペイロードから追い払いましょう。

敵チームのペイロードを、隙を見て押し返すことも大事です。

本ルールはペイロードの進行が全てなので、常にその存在を意識することです。

キルを取ることに夢中になって、ペイロードを放置したままというのパターンもまれにありますからね(苦笑)

また、ペイロードを進めている最中は体力も自動で回復できますし、ペイロードを盾にして攻撃を防ぐという事もできます。

そういった所からもペイロードに人が集まりやすく、敵味方がぶつかり合う激しい戦闘になるパターンが多いですね。

 

カスタマイズ関係は慣れてからでOK

本作はキャラごとに専用のアビリティカードが用意されており、用意された中から5枚を組み合わせてカスタマイズすることができます。

▲キャラごとにそれぞれ固有のカードが全部で16枚用意されており、自分の好きなスタイルに合わせたカスタマイズができる。

例えば守りを固めるためにシールドのHPを上げるカードを付けたり、逆に攻撃を重視する為に弾数を増やすカードを付けたりと、自分の好みに合わせた調整がこれによって可能です。

こういったものを知ると、自分で色々弄らないとだめなのかなと思いますよね。

しかし、最初の内はどのキャラをメインで行くかも決まっていないので、気にせずデフォルトのままでOK行きましょう。

ある程度メインキャラが決まってきた段階で「このキャラをもうちょっと〇〇したいな」と思った時に触ってみるべきです。

また、これとよく似た試合中にできるカスタマイズとして、アイテムを購入するシステムがあります。

自陣の拠点にて特殊効果のあるカードを購入して、ゲーム中にキャラクターを強化するのですが、最初の内はこれも気にしなくて良いです。

ゲームに慣れて余裕が出来たら、自動を解除して自分で好きなカードを選択する、という考えで問題ないと思います。

確かにこういったカードを選んでカスタマイズするのは本作のユニークな所であり、研究のし甲斐のある楽しい部分でもあります。

しかし、ある程度自分のマイキャラや戦術がはっきりしてこないと何をしていいか分からないところがありますから。

ゲームに十分に慣れてから試行錯誤してみるのが良いでしょう。

 

最後に

今回の記事はこれで以上になります。

長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

当ブログではシューター初心者向けの講座的な記事やオススメのフロントライン(キャラクター)を紹介している記事もあります。

下にリンクを貼っておきますので、宜しければそちらもご参考ください。

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