『マリオテニスエース 先行オンライン大会』レビュー・感想~もう穴埋め役とは言わせない!~

『マリオテニスエース 先行オンライン大会』が6月1~3日迄開催され、3日間ガッツリではないですが管理人も計5~6時間ほどプレイする事ができました。

発売は当記事掲載の約3週間後という事でまだ日がありますが、非常に発売日が待ち遠しくなる充実した先行オンライン大会でしたので、本日はその魅力について語っていきたいと思います。

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これまでとは一線を画すリッチコンテンツになったマリオテニスエース

先行オンライン大会の試合に参加してまず最初に感じたのはゲームの『リッチさ』です。

今までのシリーズ作は『スーパーマリオシリーズ』や『マリオカートシリーズ』と比較して明らかに予算がかけられていない印象がありましたが、本作はそれらの看板タイトルと同等の力の入れ具合を感じさせる作品です。

グラフィックは以前よりもずっと洗練されていて『マリオカート』の様な豪華な演出がゲーム体験をよりワクワクさせてくれます。

スタジアムの雰囲気は最高。大画面やコートにデカデカとお互いの名前が書かれている。

決勝にはピノキオの実況解説付き(気になってちょっと邪魔)

勿論見た目だけではありません。

ラケットで撃ち返したときの重みやスペシャルショットを決めた時の気持ちの良い効果音、スタジアムの歓声、腕に伝わるHD振動の感触…今まで地味だったシリーズ作品の印象をひとつひとつ見直して改善しているのが見受けられます。

体験会はあくまでオンライン大会の1モード(+CPU戦)が遊べるだけだったのですが、製品版では様々なモードが搭載されていますのでとんでもなく充実した作品になっていると予見させられます。

 

ゲーマーにより訴求する、より駆け引き重視になったゲーム性

本作は操作自体はとても簡単ですし入力タイミングなどもコツを掴めばそこまでシビアではないのでテクニック的な要求は低いですね。

リアル系のテニスゲームと違ってキャラクターの守備範囲がかなり広いですし、打ち返しの判定が甘めにしてあるのでラケットを振るタイミングが多少ズレていてもちゃんとラリーができます。

その分本作は戦術だったりメンタル面の戦いにかなりウェイトを置いていている印象ですね。

例えばショットにも色々種類があってジャンケンの様な相性が有ります。

普通にラリーするのであれば特にこれを気にすることはありませんが、溜めやタイミングによって打てるチャージショットという強烈なショットを打たれたときに相性のいいショットでいなさないと吹き飛ばされてしまいます。

これは今迄のシリーズ作品に元々あった要素なので経験者の方は既にご存知だと思います。

それに加えて本作からの新要素、エナジーゲージを使ったプレイが更に駆け引きの幅を広げています。

エナジーゲージは必殺高速ショットを打ったり、自分以外の時間をスロー再生にして球に追いついたりと攻守において使うことができ、このゲージをいかに相手よりも多く溜めて効果的に使えるか…ゲージ管理の上手さがゲームの主導権を握る重要なポイントになっています。

画面上両端のゲージを溜めて必殺の『スペシャルショット』。相手のワルイージは溜まっているゲージを使って対抗するか温存してポイントを取られるのを覚悟で挑むか、はたまた諦めるかの選択を迫られる。

ゲージを使って『加速』すれば自分以外の時間がゆっくりになり強烈なショットや反対側に打たれたショットにも対応できる。

ゲージをどう戦略的に使っていくかの駆け引きは格闘ゲームとも共通する部分ですし、本作は格闘ゲームが好きな人や得意な人にも受けそうですね。

実際の試合ではこれら以外にも色々判断しなくちゃならない要素は色々ありますが以前よりも複雑になっている分派手で激しいゲーム展開のゲームになっています。

ゲーム初心者の方や今までのマリオテニスが大好きだった人にはやや複雑で難しいと感じるのではないかという懸念はありますが、1人用のストーリーモードやゲージ要素の無いシンプルモード、体感系のスイングモード等で各自に合った遊び方もできますし、ステップを踏んで覚えていける様ですのでその点は心配なさそうですね。

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キャラクターの特徴が程良い差別化をされている

先行オンライン大会で使用できたキャラは4人+5人(ポイントを貯めるとアンロック)の計9キャラです。

今回もバランスが良い安定のマリオ

キャラクターは5種類のカテゴリーに分けられそれぞれで特徴分けがされていますが、例えば消える魔球が打てたり分身したりするような特殊動作の様な過激な特徴の差は付けておらず、足の速さやショットの速さ等主にパラメーター的な部分で差別化を図っています。

この辺りはかなりE Sportsを意識してバランスを取り易い仕様にしているのではないかなという印象です。

あまり個性的な必殺ショット等を各キャラに与えてしまうと調整が非常に難しくなりますし、製品版発売後も大会を開催していく以上バランス調整のアップデートは必須と考えるといい塩梅で個性付けしているのではないでしょうか。

SNS等を見るとスライスがぐにゃりと曲がるロゼッタやロブが早いワンワンが強いと言われておりますが、この2キャラは初見殺し的な強さが確かにありますが弱点もあるので、必ず使えば強くなれるかと言われると微妙なところもあります。

製品版ではもっと多くのキャラが使えるようになりますのでそういったバランスがどうなるか?そして開発のキャメロットがどう調整してくるのか?を注目していきたいですね。

 

先行オンライン大会の概要とオンライン環境

次に先行オンライン大会で遊ぶ事が出来たオンラインの環境についての説明とそれに対する感想をお話ししたいと思います。

本作は通常のオンライン対戦とは別にトーナメント制の大会形式のオンライン大会が定期的に行われるようで、今回先行体験できたのは後者になります。

猛者たちを倒し優勝を目指すトーナメント方式

トーナメントとはいっても初めに同じ部屋に集まった人たちの中で対戦を組むのではなく、各自がバラバラにマッチングして例えば3連勝した人が同じく3連勝した人とマッチングされ、最大5連勝で優勝となるという方式です。

そのため相手の試合が終わるまで特定の人を待つという事もなく、終わった人とマッチングもすぐに相手と繋がり、ロードも滅茶苦茶早いので試合開始までの流れはかなりスムーズですね。

そして、本作は対戦前に相手の回線状況を見て回線が悪ければ対戦拒否ができるのが嬉しいです。

相手の回線との相性を見て対戦するしないを選べる

ただ、試合前は回線が良くても試合中に悪くなったりする回線詐欺みたいな状況も多々見受けられました。

私は全試合光回線の有線の安定した環境で遊んでいたのですが、相手が無線LANで不安定なのか、サーバー側が混雑していて不安定になるのか分かりませんが…後者であれば製品版ではしっかり対応して欲しい所ではありますね。

ラグるとお互いが水中戦で動いてるように反応が鈍くなる感じで、見ている限りでは相手だけ瞬間移動して動くようなアンフェアなラグの仕方をしていないのが救いですが、酷いとまともにサーブを返せずほとんどゲームになっていない時もありますので製品版では何か手を打って欲しいところ。

無線相手になるのはSwitchのハードの特性上避けられませんが、有線限定にするフィルターとかがあれば理想的ですよね…任天堂はできる限り相手を絞らないマッチングを進める傾向があるので過度な期待はしませんが、折角なら徹底的にやって欲しいなと思うところもありますね。

 

『マリオテニスエース 先行オンライン大会』の総評

今迄のマリオテニスであれば、『今年前半の注目タイトルはマリオテニス!』と挙げられると『なんだよ、マリオテニスかよ~もっと他に大作出してよ~』という感じになっていたんでしょうけど、今回のマリオテニスは任天堂が未だかつてない自信作として送り出す理由が先行オンライン大会を通じて分かりました。

より豪華に洗練され、より戦略的に、よりスリリングに進化したマリオテニスはやはり今までのシリーズ作品とは一線を画す存在になりそうですね。

今回の大会はガチ仕様のものでしたが製品版ではもっと幅広い層の人が遊べるような様々なモードが搭載されているので、多くに人により充実した体験ができるでしょうし、今まで本家のマリオやマリオカートの様な主役の穴を埋める様などちらかというと地味な存在だったマリオテニスは本作で主力タイトルの仲間入りを果たすことができる…そんな予感をひしひしと感じさせられるパワーをもっています。


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